「日本3大メガバンク」、顧客満足度総合1位はみずほ銀行―日本トレンドリサーチ
2020年6月26日 11時56分更新
分野ごとに大規模なインターネットリサーチを実施し、満足度に関するリサーチ結果をもとに指標を作成している日本トレンドリサーチは、日本3大メガバンクといわれる「三菱UFJ銀行」「三井住友銀行」「みずほ銀行」の満足度調査を行い、その結果を発表した。
満足度調査をおこなう前に、まずは全国931名に「メガバンクの利用」について事前調査を行い、利用した3大メガバンクについての評価をきいた。満足度ランキングの作成にあたり、各行先着137名の回答を集計した。
〇「満足度ランキング」調査概要
調査手法:インターネットでのアンケート
※自社運営のアンケートサイト「ボイスノート」を始め複数の調査サービスを利用して調査を実施
調査対象者:全国の男女(調査サービス利用者)
調査期間:2020年6月11日~6月12日
◆3大メガバンクの総合満足度
◇総合満足度1位:みずほ銀行(平均6.285点)
本店を東京都千代田区に置く、みずほフィナンシャルグループ傘下の都市銀行。2000年9月29日に「第一勧業銀行」、「富士銀行」「日本興業銀行」が株式移転により株式会社みずほホールディングスを設立した。その後、「株式会社みずほコーポレート銀行」が旧みずほ銀行を吸収合併し、「株式会社みずほ銀行」に商号変更している。
マスコットキャラクターには「あおまる」「みずっち」「わんちょ」というオリジナルキャラクターが使われている。
みずほ銀行のマークは濃い青地にシンプルな白文字と、文字の下に太陽が昇る地平線をイメージした赤い曲線が引かれている。地色の青は「コズミックブルー」と呼ばれるブランドカラーで、信頼や誠実さ、ワールドスケールであるということも意味に含まれている。
◇総合満足度2位:三井住友銀行(平均6.263点)
本店を東京都千代田区に置く、三井住友フィナンシャルグループ傘下の都市銀行。2001年4月1日に、住友グループの「住友銀行」と、三井グループの「さくら銀行」が合併して発足した。
三井住友銀行は東京ディズニーランド・東京ディズニーシー内に出張所を設置している、唯一の銀行。東京ディズニーシー内にある出張所は「日本橋支店 東京ディズニーシー出張所」という名称の無人ATMコーナーとなっているが、東京ディズニーランド内にある「浦安支店東京ディズニーランド出張所」には行員も配置され、通常の窓口業務をおこなっている。
マスコットキャラクターは、発足当初は「ドラえもん」を採用していたが、2014年からは、カワウソを模した「ミドすけ」というオリジナルキャラクターが使われている。
コーポレートカラーは若草色で、若々しさや知性、優しさを表している。
◇総合満足度3位:三菱UFJ銀行(平均6.234点)
本店を東京都千代田区に置く、三菱UFJフィナンシャル・グループ傘下の都市銀行。2006年1月1日に、「東京三菱銀行」と「UFJ銀行」が合併して「三菱東京UFJ銀行」として誕生した。その後2018年4月1日に、行名を「三菱東京UFJ銀行」から「三菱UFJ銀行」に変更している。
三菱UFJ銀行は、日本の銀行で唯一「ディズニーキャラクター」をイメージキャラクターとして採用しており、通帳やカード類、キャンペーンの景品などに使用されている。
コーポレートカラーは「MUFG Red」と呼ばれる赤色で、これからの金融サービスをダイナミックに変えていく活力と、顧客と向き合う情熱の2つを表している。
KDDIの共同で、携帯電話の利用者向けに「auじぶん銀行」というインターネット銀行を設立している。