2019年度日本版顧客満足度結果発表、コンビニ業種ではセイコーマートが4年連続1位

2019年7月1日 12時35分更新


 サービス産業生産性協議会では、この度2019年度第1回調査として、6業種(コンビニエンスストア、シティホテル、ビジネスホテル、飲食、カフェ、証券)のべ75企業もしくはブランドの顧客満足度等を発表した。

■各業種の顧客満足度1位企業・ブランド
・セイコーマート【コンビニエンスストア】
・帝国ホテル【シティホテル】
・ドーミーイン【ビジネスホテル】
・リンガーハット【飲食】
・ドトールコーヒー【カフェ】
・SBI証券【証券】

 この調査は、統計的な手法による総計12万人以上の利用者からの回答をもとに実施する日本最大級の顧客満足度調査で、業種・業態横断での比較・分析ができ、かつ、6つの指標で顧客満足度構造とポジショニングをチェックすることが可能。本年度は年6回に分け、年間約30業種、約400の企業・ブランドの調査をしている。「顧客の評価を起点とした業種を超えた競争」を促すことで、付加価値や顧客満足を高める経営が日本全体に広がり、企業の成長と国際競争力の強化に役立つことを狙いとし、2009年度から発表を行っている。

◆各業種の顧客満足上位3位企業・ブランド
JCSI

◆2019年度JCSI(日本版顧客満足度指数)第 1 回調査結果 顧客満足スコア

スコア1スコア3

スコア2

サブカテゴリ1サブカテゴリ2

2019年度第1回調査対象の6業種は、2018年度と比較して、上昇した業種が、シティホテル、ビジネスホテル、カフェ、飲食、コンビニエンスストアだった。一方、低下した業種が、証券だった。

第一回調査結果

 全業種平均(2018年度まで)は、2014年度から2017年度まで上昇傾向だったが、2018年度は上昇の傾斜がゆるやかになり、横ばいだった。2018年度は飲食で低下、カフェとコンビニエンスストアで横ばい、シティホテル、ビジネスホテル、証券で上昇と、それぞれ異なる動きとなったが、2019年度は、飲食、カフェ、コンビニエンスストアの3業種が上昇に転じた一方、証券が低下に転じた。業種間比較では、シティホテル、ビジネスホテルのスコアが高く、続いて、カフェ、飲食となった。コンビニエンスストア、証券は低いスコアとなった。

◆6指標 順位表
1六指標順位2六指標順位

3六指標順位4六指標順位

5六指標順位6六指標順位

7六指標順位8六指標順位

【2019年度 第1回調査 実施概要】
調査期間 2019年4月3日~4月29日
対象業種 コンビニエンスストア、シティホテル、ビジネスホテル、飲食、カフェ、証券
回答者数 22,857人 (順位に含む66企業・ブランドの回答者は、20,665人)
調査方法 インターネット調査 (インターネットモニターを活用した2段階調査)
設問数  約110問 (業種により異なる)
 
 
 
 

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