イマドキの大学・専門学生が抱える不安、「収入源」「老後費用」「増税など社会情勢の変化」がトップ3に
2016年2月17日 14時50分更新
SMBCコンシューマーファイナンス株式会社が運営する、若者応援サイト「ビンカンSTATION:マネー感」にて大学・専門学生を対象に行なった「お金」および「くらし」についての調査結果を発表した。
これは、全国の大学・専門学生5,965名に「お金」および「くらし」についてや、「未来の経済的不安」などについて質問し、その結果をまとめたものである。本稿ではその一部に触れようと思う。
調査結果によると、「未来の経済的不安はあるか」という質問に「特になし」と答えた大学・専門学生はわずか1割強。残りの8割以上が何かしらの「経済的不安」を抱えていることがわかった。
では、大学・専門学生はいったいどんなことに「経済的不安」を抱えているのか。トップ5を見てみると、1位は「収入源」で40%。、「 収入と支出のバランスが崩れると、生活が苦しくなる!」 「やっぱり安定した収入がほしい!」と感じている人が多いことが考えられる。次いで2位は「老後資金」で27.1%。現代の少子高齢化と年金問題などの先を見越して「老後は穏やかな生活をしたい」という気持ちのあらわれだろうか。3位は「社会情勢(増税など)」で26.6%。日々耳にしているニュースが影響となっているのだろうか。その後には4位「住宅購入費用」(24.6%)、5位「結婚費用」(23.3%)と続いている。
なお、この調査に基づいて「ビンカンSTATION:マネー感」において、大学・専門学校生にまず目先にやってくるかもしれない結婚費用について豆知識を紹介している。こちらも参照していただきたい。
http://www.smbc-cf.com/bincan-station/manekan/02.html
【調査概要】
調査期間:2015年8月3日~11月30日
調査対象:全国の大学・専門学生5,965名