名前だけは知っている? 「NISA」、内容認知は伸び悩む

2014年10月8日 10時17分更新


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・CMなどの効果があってかNISAの知名度自体は高い

・しかし名前だけは知っているが内容は分からないという層も多い

・NISAの最大のポイントは5年間の利益非課税。一方、ルールが細かく、投資初心者には難易度高め

 
 
 株式会社クロス・マーケティングは、2014年8月29日~8月31日、全国の20歳~69歳の男女を対象に、「NISAに関する調査」を実施した。

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 新規公開株式、株式ミニ投資(単元株数の1/10単位から取引可)、るいとう(毎月一定の金額で株式を買い続ける)、ファンドラップ(顧客の運用方針やリスク許容度に合わせ、金融機関側で資産を提案、運用)といった他の株式売買サービスに比べ、「商品内容をよく知っている」から「名前のみ知っているが内容はわからない」までの総合的な知名度においてNISAはトップになった。しかし「名前のみ知っているが内容はわからない」との回答も多い。

 NISA口座非開設理由としては「資金がないため」「うまく運用できる自信がないため」「NISAの制度に魅力を感じないため」の順となった。特に20代では「資金がないため」の他に、「NISAの制度がよく分からないため」「どのように始めればいいかわからないため」といった制度内容がそもそも分からないことが阻害要因になっている状況が見受けられる。

 NISA最大の利点は年譲渡益や配当が5年間非課税となることだ。一方、NISAは通常の株式投資と異なり1人1口座までしか作ることができない。開設には住民票も必要で、通常の株式投資に比べ細かな決まりが多い。NISAはまったくの株式投資初心者が手を出すには少々ハードルの高い商品ともいえる。

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