企業YouTubeチャンネル年間急成長ランキング【2020】
2021年4月28日 11時49分更新
エビリーは、運営する動画SNSデータ分析ツール「kamui tracker(カムイトラッカー)」で独自に収集しているデータをもとに、2016年〜2020年のYouTube企業チャンネルの視聴回数やチャンネル登録者ランキングについて調査した。
※計測期間:2016年-2020年
※調査対象:kamui trackerで企業チャンネルに分類されているYouTubeチャンネル
※調査方法:企業チャンネル9,147アカウントを対象に年間視聴回数を計算
2016年〜2020年にかけて企業チャンネルの視聴回数は右肩上がりとなっており、2020年は前年比117%になっている。
ここ数年企業チャンネルの活用が進んでおり、2019年から大幅に増加していることがわかる。年々企業チャンネルはユーザーに受け入れられており、YouTubeチャンネルの活用に積極的に行う企業も増えている。
以下のランキングは国内の企業YouTubeチャンネルの中で2020年に最も多くチャンネル登録者を獲得したチャンネルのランキングである。
企業チャンネルランキングの1位に輝いたのは、チャンネル登録者を41万人以上獲得した「J Storm Official」であった。2位は「ABEMA 今日、好きになりました。【公式】」、3位は「AnimeLog アニメログ」であった。
※計測期間:2020/01/01-2020/12/31
※調査対象:日本国内でチャンネル登録者数1,000人以上の企業YouTubeチャンネル
ランキング上位のチャンネルでは、MV(ミュージックビデオ)やバラエティ、アニメ等のエンタメコンテンツなどが配信されている。
2020年は新型コロナウイルスの影響により、外出自粛で「StayHome」が浸透し、家の中で楽しむことができるYouTube視聴が大幅に増加した。
その中で今まで見られなかったアーティストのMVが公開されたり、アニメや映画などのコンテンツも無料で公開されたりするなど、巣ごもり需要の増加による変化が話題となった。
特にアニメやキャラクターの公式チャンネルが多く開設されているのが見受けられ、もともとファンがついていたり、人気があったりするコンテンツのチャンネルは、チャンネル開設後すぐに伸びやすい傾向にある。
アニメや映画の情報だけでなく、作者の秘話や撮影の裏側などを公開していることもあり、普段では見せられないコンテンツを配信することで、既存のファンに喜んでもらえたり、話題化に繋がることがあるようだ。
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