映画初日満足度ランキング、近年のディズニー実写版映画では最高評価!『アラジン』が首位!―ぴあ調べ

2019年6月14日 13時11分更新


 「ぴあ」調査による2019年6月7日、8日公開のぴあ映画初日満足度ランキングは、ディズニーの名作アニメを実写化した『アラジン』が第1位になった。上映後の出口調査では、ディズニーの実写版『シンデレラ』や『美女と野獣』を上回る満足度を記録した。

アラジン

 同作は、人生を変えるチャンスを待つアラジンと、新しい世界に飛び出したい王女ジャスミンの身分違いのロマンスと、3つの願いを叶える魔法のランプをめぐる冒険を描いた名作アニメを、現代の視点を盛り込んで実写化した作品。アラジンを演じるのはメナ・マスード、ジャスミン役はナオミ・スコット、そしてランプの魔人ジーニーをウィル・スミスが演じている。

 今回、アニメ映画には存在しない新たなキャラクターのダリが登場する。ナシム・ペドラド演じるダリアは、ジャスミン姫の親友であり侍女。王族に仕える侍女として、幼いころからジャスミン姫を知る親友にして、不満を抱えるジャスミン姫を受け止める存在として描かれている。このキャラクターが、『アラジン』のオリジナルストーリーのベースとなる「男性に助けてもらわなければ自由になれない」という古い考えを覆すために、重要な役割を果たしているという。

 劇場には子供から70代までの観客が来場しており、子供たちからは「ジーニーがおもしろかった!」(4歳)、「歌って踊るところが楽しかった」(6歳)、「笑って泣けるいい映画だった」(8歳)、「ジャスミンの緑のドレスが可愛かった。魔法の絨毯で飛ぶのは楽しそうだった」(8歳)、「お猿さんが可愛かった。私もランプを使ってみたくなった」(8歳)などの声があがった。また「音楽がディズニーらしいものばっかりで感動した」と話す子供もおり、『ホール・ニュー・ワールド』を口ずさみながら帰る子供の姿も。

 大人からは「今どき珍しく真っ直ぐなおとぎ話で痛快だった」(63歳)、「ウィル・スミスのジーニーがよかった」(27歳)などのコメントや、アニメ版と比較した感想が目立ち、「アニメとはまた違った迫力があった。『ホール・ニュー・ワールド』のシーンは、テンションが上がった!」(19歳)、「実写はひとつひとつがリアルで引き込まれた」(19歳)、「期待を超える映像の美しさだった。細かく説明されない分、言葉では言い表せられない感動があった」(46歳)、「最後のシーンは大人の私でも感動した」(58歳)と話す人もいた。

 ぴあが公開初日に実施した出口調査では、『シンデレラ』(2015年)満足度94.2点、『美女と野獣』(2017年)満足度94.6点を上回る95.0点を記録した。

 (同ランキングは、6/7、6/8、に公開された新作映画9本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)
 

 
 
 

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