年末年始、「紅白歌合戦」を見る家族は3割、子育て中の保護者は録画をしても見る時間ナシ!?「2018年 親子のテレビ視聴調査」

2018年12月31日 10時57分更新


 アクトインディが企画運営する、子どもとお出かけ情報サイト「いこーよ」は、12歳以下の子どもを持つ全国の保護者755名を対象に、保護者と子どものそれぞれのテレビ視聴時間や、年末年始に家族で見るテレビ番組について聞く「テレビ視聴に関するアンケート」を実施した。(調査期間:2018年11月5日~12月3日)
 
 
 アンケートの結果、子どもがテレビを見る時間は、平日で2時間弱、休日で3時間弱という結果になった。一方保護者の視聴時間は平日で2時間半、休日で3時間と、大人の方が視聴時間は長い。テレビは子どもが寝たあとにゆっくり見るという保護者も多いと思うが、そのような視聴行動が、子どもよりも大人の視聴時間が長いという結果に現れているのではないだろうか。
 
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 一方、子どもがいない人も含めた総務省実施のテレビ視聴時間の調査結果と比較すると、今回の12歳以下の子どもがいる保護者の方が視聴時間は短く、特に録画の視聴時間が非常に短い。録画したとしてもなかなか見る時間が取れず、結局見られないという状況があるのではないかと推測される。
 
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 年末年始に家族で習慣的に見るテレビ番組があるかどうかを聞く質問では、「ある」という人は予想以上に低く6割ほど。
 その6割に具体的にどの番組を習慣的に見ているかを自由回答で挙げてもらったところ、1位は「紅白歌合戦」(30%)であったが、紅白歌合戦とほぼ同じ数だけ番組名があがったのが「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!絶対に笑ってはいけない」(28%)で、1~2%しかあがらなかった3位以降の「ジャニーズカウントダウン」、「大みそかだよ!ドラえもん1時間スペシャル」、「箱根駅伝」などの番組と圧倒的に差をつけた。
 回答の中では、「『紅白』と『笑ってはいけない』を交互にザッピングする」と回答している人も複数人見られた。
 
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 実際には年末年始の様々な番組が二桁台の視聴率を獲得しているにも関わらず、「紅白歌合戦」と「絶対に笑ってはいけない」だけが自由回答として多くあがってきているということは、この2つの番組が「なんとなく」ではなく「指名」で見られている固定ファンの多い番組ということだろう。
 
 
 

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