ソフトバンク、25年3月期第3四半期決算発表
2025年2月12日 12時30分更新
ソフトバンク株式会社は2月10日、2025年3月期第3四半期の決算を発表した。売上高は4兆8115億円(前年同期比+7%)、営業利益は8219億円(同+12%)、純利益は4366億円(同+7%)となった。事業全セグメントでの増収に加え、エンタープライズ、ディストリビューション、ファイナンスのセグメントで二桁成長を続けている。
営業利益と純利益は通期業績予想より10%以上の進捗率となった。セグメント別にみると全事業好調で推移しており、特にファイナンス事業は進捗率130%と予想を大きく上回った。
PayPayの連結売上高は前年同期比で18%増収し、連結EBITDAは2年連続の黒字となった。昨年12月にPayPay銀行を子会社化、そしてこの決算を同時にPayPay証券の子会社化も発表した。LINEヤフーとの統合を経て、PayPayへの金融サービスの集約を行い、成長を加速させていく考えだ。
2月3日にOpenAIとのパートナーシップを発表。企業ごとにカスタイマイズされた最先端AI「Cristal」を販売する。これの事業展開のために「SB OpenAI Japan」を設立。「Cristal」の活用で飛躍のチャンスと捉え、取り組む。ソフトバンク株式会社
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