「カーディーラーの利用」総合満足度ランキング1位はトヨタ—日本トレンドリサーチ
2020年5月18日 13時06分更新
分野ごとに大規模なインターネットリサーチを実施し、満足度に関するリサーチ結果をもとに指標を作成している日本トレンドリサーチは、「カーディーラーの利用」の満足度調査を行い、その結果を発表した。
満足度調査をおこなう前に、まずは全国1,832名に「カーディーラーの利用」について事前調査を行い、「ドラッグストアを利用した」と回答した人に本調査を実施し、利用したドラッグストアについての評価を聞いた。
満足度ランキングの作成にあたり、154名以上から有効回答を得られた3社で、各社先着154名の回答を集計した。
154名以上の有効回答を得られたカーディーラー
・トヨタ
・ホンダ
・日産
◆「満足度ランキング」調査概要
調査手法:インターネットでのアンケート
※自社運営のアンケートサイト「ボイスノート」を始め複数の調査サービスを利用して調査を実施
調査対象者:事前調査において提示したカーディーラーについて「利用した」と回答した方
※事前調査で条件を満たした方にそのまま続けて本調査を表示し、回答を得た
調査期間:2020年4月27日~2020年5月8日
調査対象/選定条件:本調査において、154名以上から有効回答を得られた3ブランド
■総合満足度1位:トヨタ(平均7.636点)
日本最大手の自動車メーカー「トヨタ」の車を販売するディーラーには、「トヨタ店」「トヨペット店」「トヨタカローラ店」「ネッツ店」の4種類がある。
それぞれのディーラーが、利用者のライフスタイルやニーズなどに合わせたラインナップやサービスなどを提供する店舗展開をしている(2020年5月より全販売店で全モデルの取り扱いが始まる)。
各ディーラーの特徴は以下のとおり。
「トヨタ店」
キャッチコピーは「フロンティアへ 人を、地域を、もっと笑顔に」。取扱車種はセンチュリー、クラウンシリーズ、アリオン、ランドクルーザーなどの高級車で、富裕層や法人ユーザーに向いているディーラー。
「トヨペット店」
キャッチコピーは「クルマと、つぎの楽しみを。 TOYOPET」。取扱車種はアルファード、プレミオ、ハリアーなどで、子育てが一段落付いた熟年層を含む高齢者向けの車種を多く取り扱っている。
「トヨタカローラ店」
キャッチコピーは「うれしいこと、全力で。あなたの街のカローラ店」。取扱車種はカローラシリーズ、ノア、パッソなどで、幅広いファミリー層向けの車種を中心に扱っている。
「ネッツ店」
キャッチコピーは「-Another story-」。取扱車種はヤリス、ヴォクシー、ヴェルファイアなどで、主に若者・女性客をターゲットにしている。
■総合満足度2位:ホンダ(平均7.409点)
本田技研工業、通称「ホンダ」の自動車販売は、「Honda Cars店」がおこなっている。
以前は「プリモ店」「クリオ店」「ベルノ店」という3種類のディーラーが、それぞれ専売車種を持つ形態で展開していたが、2006年3月1日から全車種併売へと移行することとなり、名称を分ける必要性がなくなったため、同年7月13日に一部ディーラーを除き「Honda Cars」に統一された。
■総合満足度3位:日産(平均7.214点)
日産自動車株式会社の自動車を販売するディーラーは「日産」。
青い看板の「日産ブルーステージ」と、赤い看板の「日産レッドステージ」と色分けされた二つのディーラーがあり、過去にはそれぞれで異なる車種を取り扱っていたが、現在は取扱車種を統一している。「NISSAN U-CARS」では日産自動車の中古車買取・販売を行っている。
また、日産の車種の中でも「GT-R」を取り扱っているのは「日産・ハイパフォーマンスセンター」のみで、全国約160か所に設置されている。