新成人が20歳のうちに欲しい車1位はアクア、いつか購入したい車1位はBMW!ソニー損保「2019年 新成人のカーライフ意識調査」

2019年1月10日 13時29分更新


 今年の新成人には、一体どのような車が人気となっているのだろうか。
 
 ソニー損害保険は、2018年11月16日〜11月20日の5日間、今年の新成人(1998年4月2日〜1999年4月1日生まれ)に対し、新成人のカーライフ意識調査をインターネットリサーチで実施した(有効回答1,000名)。
 運転免許保有者と取得予定者857名のうち、『車の所有に肯定的』な691名に、20歳のうちに車を購入するならどの車が欲しいか聞いたところ、1位は「アクア(トヨタ)」(18.8%)、2位は「ノート(日産)」(16.8%)、3位は「フォルクスワーゲン(Golf/Poloなど)」(11.1%)、4位は「キューブ(日産)」(10.7%)、5位は「プリウス(トヨタ)」(9.4%)となった。
 
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 男女別にみると、男性では1位「アクア(トヨタ)」(22.2%)、2位「ノート(日産)」(18.4%)、3位「プリウス(トヨタ)」(12.6%)、4位「フォルクスワーゲン(Golf/Poloなど)」(11.8%)、5位「BMW(1シリーズ/3シリーズなど)」「ヴィッツ(トヨタ)」(同率9.6%)となった。他方、女性では1位「アクア(トヨタ)」「ノート(日産)」(同率14.8%)、3位「キューブ(日産)」(13.2%)、4位「ラパン(スズキ)」(12.3%)、5位「フォルクスワーゲン(Golf/Poloなど)」「マーチ(日産)」(同率10.4%)となった。「アクア(トヨタ)」は男女どちらからも人気が高い結果となった。
 
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 また、将来いつかは購入したいと思うあこがれの車を聞いたところ、1位は「BMW(1シリーズ/3シリーズなど)」(17.1%)、2位は「レクサス(LX/NXなど)」(14.2%)、3位は「メルセデスベンツ(Aクラス/Cクラスなど)」(13.6%)、4位は「フォルクスワーゲン(Golf/Poloなど)」(12.9%)、5位は「ポルシェ(911 Carrera/Macanなど)」(12.0%)となった。
 
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 最近、「若者の車離れ」が進み、車を所有していない、または車の所有に興味を持たない若年層が増加しているといわれているが、果たして本当のところはどうなのだろうか。
 
 同調査では、車に関する意識について、全回答者1,000名に、それぞれどの程度あてはまるか聞いたところ、≪車に興味がある≫では、『あてはまる』(「とてもあてはまる」と「ややあてはまる」の合計)が48.5%、『あてはまらない』(「全くあてはまらない」と「あまりあてはまらない」の合計)が28.0%となった。
 また、≪同年代で車を所有している人はカッコイイと思う≫では、『あてはまる』が50.0%、『あてはまらない』が20.3%でした。どちらも『あてはまる』が多数派となり、車に興味やあこがれを持っている新成人が多いことがわかった。
 
 これに対し、≪「若者の車離れ」とは自分自身のことだ≫では、『あてはまる』が33.6%、『あてはまらない』が35.3%となり、“車離れ”を感じている人と感じていない人の割合は拮抗する結果となった。昨年(2018年)実施された同調査の結果と比較すると、『あてはまる』の割合は、2018年37.3%→2019年33.6%と、3.7ポイント減少した。
 
 また、≪車に乗る必要性を感じない≫では、『あてはまる』が26.8%、『あてはまらない』が54.9%となった。居住地別にみると、『あてはまる』の割合は、都市部では34.4%、地方では24.6%と、都市部のほうが9.8ポイント高くなった。鉄道やバスなどの交通網が発達している都市部では、地方と比べて車の必要性を感じないという方が多いようだ。
 
 さらに、≪メーカーにもっと若者向けの車を作ってほしい≫では、『あてはまる』が49.3%、『あてはまらない』が19.2%となったほか、≪車を所有する経済的な余裕がない≫では『あてはまる』が61.8%となった。
 これらの結果から、自分の好みに合うような車の選択肢が少ないことや、経済的負担などの理由から、車の所有を断念している新成人が少なくないようだ。
 
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