復興進む九州の絶景道が1~2位獲得!ライダーの投票で決まる絶景道ランキング 2018

2018年3月1日 11時05分更新


 エイ出版社が発行する月刊誌『BikeJIN』は、毎年恒例の「絶景道ランキング 2018」を発表した。
 
 行楽シーズンを迎えるこの時期に毎年発表する「絶景道ランキング」は、全国の絶景道を走り尽くしている『BikeJIN』読者のアンケートにより決定するもので、今年で11回目となる。2016年はミルクロード(熊本県)、2017年はビーナスライン(長野県)が1位となったが、2018年は阿蘇パノラマライン(熊本県)が1位を獲得した。阿蘇パノラマラインは、2016年4月に発生した熊本地震による影響で通行止めになっていた区間の一部が昨年10月に復旧し、ツーリングを楽しめる距離が伸延。さらに、県道298号阿蘇公園下野線も今年の4月下旬に復旧する見込みとなっており、雄大な阿蘇の絶景を求めさらなる来訪者増が期待できそうだ。
 
 「絶景道ランキング 2018」は以下の通り。
 
1位:「阿蘇パノラマライン」(熊本県)
 
阿蘇五岳の中心にアプローチできるいわゆる登山道路が、阿蘇パノラマライン。阿蘇五岳を中心に北側と南側からアクセスできる熊本県道111号阿蘇吉田線(坊中線)、そして西側からアプローチする県道298号阿蘇公園下野線(2018年4月下旬復旧見込み)の、3ルートで構成されている。それぞれ異なる趣きを持ち、阿蘇の雄大な自然を体感できる絶景道として人気を集めている。
 
 
2位:「やまなみハイウェイ」(大分・熊本県)
 
大分県の湯布院と熊本県の阿蘇という九州でも人気の観光地をつなぐ山岳道路。くじゅう連山を望むロングストレート、緑の絨毯が広がる牧草地帯、そして雄大な阿蘇へ。全長約59kmにもおよぶ長いルートには絶景ポイントが点在する。
 
 
3位:「ビーナスライン」(長野県)
 
全国屈指の爽快なワインディングとして知られるビーナスラインは、長野県の茅野市街と美ヶ原高原をつなぐ観光山岳道路。山肌を縫うようにレイアウトされた道路からは、日本アルプスはもとより、条件が良ければ富士山も望むことができる。沿道にはファミリー層が楽しめる観光施設も充実。
 
4位:「知床横断道路」(北海道)
5位:「瀬戸内しまなみ海道」(愛媛・広島県)
6位:「ミルクロード」(熊本県)
7位:「八幡平アスピーテライン」(岩手・秋田県)※同得票数
7位:「千里浜なぎさドライブウェイ」(石川県)※同得票数
9位:「富士山スカイライン」(静岡県)
10位:「角島大橋」(山口県)
 
 
■選考方法
メールによる読者アンケートを実施。投票は1人につき最大10票まで。得票総数1万6272票を集計。
 
 
 

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