「燃費満足度」の最重要ファクターは「実燃費」!「e燃費アンケート2016-2017」発表

2017年3月23日 11時12分更新


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 マイカー燃費管理サービス「e燃費」は、同サービスのユーザーを対象に行った燃費意識調査等を集計・分析した調査レポート「e燃費アンケート2016-2017」を発表した。
 「e燃費アンケート2016-2017」では、「燃費満足度の構造分析」「ユーザーが求めるカタログ燃費表記」「エアコンの燃費影響」「省燃費のための装備・機能活用」「電気自動車(EV)の購入検討」をトピックスとして意識調査を実施している。
 
 
 「燃費満足度の構造分析」について、ユーザーの「燃費満足度」を目的変数、「カタログ燃費達成率」「市街地/高速走行時」等の個別満足度を説明変数として、重回帰分析を行い両者の関係を調査した。 全体で見ると、「燃費満足度」の寄与度は「実際の燃費(絶対値)」が最も高く、次いで、「実燃費の経時変化」「夏場のエアコン使用時」「市街地走行時」といった要素の影響が大きいことが分かった。
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 続いて、「ユーザーが求めるカタログ燃費表記」について、2018年導入予定の新燃費基準WLTP(Worldwide harmonized Light vehicles Test Procedur)に関する意識や、「高速/混合/市街地」のパターン別燃費表示ニーズ、燃費不正に関する意識を調査した。
 全体として「実燃費に近い値を表示し、かつ走行シーン別に表示すべき」と回答した人が46.0%と最も多く、「高速/混合/市街地」のパターン別燃費表示ニーズが強いことが分かった。
 これは2016年5月に発生した燃費不正問題の際に、メディアでもしばしば「EPA(米国環境保護庁)が採用している燃費表示方法が、実際の自動車利用における実燃費と近いので参考になるのでは」と取り上げられることもあり、EPAの燃費表示方法の良さが世間に知られるようになったのではないかと考えられる。
 また、「現状のままで良い」と回答したのは全体の8.7%しかなく、回答者のほとんどが現状のJC08モード燃費表示に対して肯定的で無いことが分かった。
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 また、「電気自動車(EV)の購入検討」について、環境や燃費に対して関心の高い「e燃費」サービスの登録ユーザーに対して、次期購入車として電気自動車を検討している方に、「なぜ電気自動車(EV)で検討しているのか」という検討理由を調査した。その結果、検討理由は「ガソリン代がかからない」が69.3%と最も多く、次いで、「静粛性が高い」(45.5%)、「自宅で充電できる」(44.8%)の順となった。
 電気自動車は「エコロジーで地球環境に優しい」というイメージが先行するが、実際の購入には経済的なファクターが最重要であり、「エコロジー<エコノミー」であることが分かった。
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■調査概要
・調査目的:「e燃費」で把握済みの車型や平均燃費などと、以下の「調査内容」との関連性を把握し、回答者心理や実態に関する考察を実施。
・調査内容
従来調査項目:クルマの利用状況/普段の運転行動/高速道路の利用実態/ エコドライブ実践の動向/次期購入検討としての状況の把 握/燃費に関する満足度/他
新規調査項目:燃費満足度の構造分析/ユーザーが求めるカタログ燃費表記 /エアコンの燃費影響/省燃費のための装備・機能活用/電気自動車 (EV)の購入検討
・調査時期:2016年12月〜2017年1月
・調査対象者:「e燃費」登録ユーザー
・調査方法:PCおよびモバイル端末(スマートフォン・フィーチャーフォン等)でのWebアンケート調査
・有効回答者数:6,554サンプル
・分析方法:
1. 回答データと「e燃費」登録データ・ログデータを結合し、実燃費と関連付けて分析を実施。
2. 特に実燃費との差に対する理解と意識については、e燃費ログデータを活用して実施。
 
 
 

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