新型セレナ登場で先代モデルが年初より順位上昇!2016年度上半期中古車売れ筋ランキング
2016年9月15日 17時20分更新
IDOM(旧・ガリバーインターナショナル)は、2016年度上半期(3月〜8月)中古車売れ筋ランキングを発表した。
上半期の傾向として、上半期1位のタントのようなスーパートールワゴン系は、現行モデルからひとつ前のモデルといった、比較的新しいモデルが人気となっている。対照的にワゴンRなど歴史の長いトールワゴン系の車種については、現行モデルよりも、やや古いモデルが主力となっており、新車を含む高年式車は、より背の高いモデルへ人気が移行してきている傾向がみられる。
また、普通車で上位にランクインしたセレナは、新型に自動運転技術を搭載したことで話題となった影響もあり、それまでのモデルである先代セレナがかなり好調なことから、上位を維持。同様に、新型モデルが発売されたプリウスも3代目プリウスがよく売れており、セレナとは違い、このモデルのみでランキング上位につけるほどの流通量がある。かなり手ごろ感がある価格帯から極上個体まで幅広い流通量がこれを支えている。
全体的には、ミニバンやコンパクトといった、実用的な車種が多く占めている状況が続いている。
(11位以下20位まで:ライフ、スペーシア、モコ、ノート、オデッセイ、ヴィッツ、ミラ、ワゴンRスティングレー、ハスラー、BMWミニ)
■2016年度上半期(3月〜8月)中古車販売ランキング
ミニバンや軽トールワゴンなどの「広く快適な空間」や、ハイブリット車などの「最新技術」、女性向けの「デザイン性」を持つ車種が上位を占めており、現在では自動車に求める要素は多様化してきている。
下半期では、ダイハツから発売されたムーヴキャンパスなど、上記特徴を備えている新型車が発売されるため、競合車種の動向も合わせて注目していきたい。
関連リンク:2016年度上半期、中古車売れ筋ランキング!!(IDOM)
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