ミシュランが全セグメントを制覇――日本リプレイスタイヤ顧客満足度調査

2015年10月21日 17時09分更新


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 J.D. パワー アジア・パシフィックは2015年日本リプレイスタイヤ顧客満足度調査の結果を発表した。

 調査は市販タイヤ(冬用タイヤを除く)を新品で購入後、3~14ヶ月が経過した乗用車ユーザーを対象に実施しており、市販夏用タイヤの顧客満足度を測定している。今回の調査は2014年6月から2015年5月の間に市販夏用タイヤを新品で購入した
乗用車ユーザーに対し、2015年7月下旬から8月にかけてインターネット調査を実施し、総計7,979人から回答を得ている。

 ランキングは「軽自動車/コンパクトカー」「ミッドサイズ」「ラージ」「ミニバン」の車両別に4つのセグメントが設定されており、今回の調査ではいずれのセグメントにおいてもミシュランが満足度1位を獲得した。
 「軽自動車/コンパクトカー」セグメントでは業界平均は540ポイントのところ、ミシュランが622ポイントで頭一つ抜けて1位を獲得。2位は560ポイントでダンロップ、3位は557ポイントでグッドイヤーが続いている。
 「ミッドサイズ」セグメントはミシュランが645ポイントで1位を獲得。2位は603ポイントでブリヂストン、3位はやや離れて585ポイントでダンロップとなった。なお平均満足度は581ポイントで、昨年よりも9ポイント低下してしまっている。
 「ラージ」セグメントは654ポイントでやはりミシュランが第1位を獲得。平均ポイントは612ポイントと他セグメントよりも高い水準にある。2位は627ポイントでブリヂストン、3位は627ポイントでピレリとなった。
 「ミニバン」セグメントでもミシュランが619ポイントで満足度1位を獲得。業界平均は562ポイントで、2位は584ポイントのヨコハマタイヤ、3位は573ポイントのダンロップと続く。

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 タイヤの購入にあたってはインターネットの利用が増えており、2013年の13%から2015年には21%まで増加。また実店頭で購入する場合と、ネットで購入する場合とでは重視する項目が微妙に異なってきているという。実店舗で購入した場合の価格(24%)、コストパフォーマンス(16%)、耐摩耗性(11%)、省燃費性(10%)の順であり、インターネットで購入した場合は価格(29%)、コストパフォーマンス(18%)、耐摩耗性(6%)、省燃費性(7%)となっており、ネットで購入する際の方が値段をより意識するという傾向がみられる。

 J.D.パワー アジア・パシフィックのオートモーティブ部門 執行役員である木本卓氏は「タイヤの購入時のブランド選択理由をみると、全17の理由の中で「店員の勧め」の割合が「価格」に次いで2番目に高い。しかし、その満足度をみると、業界平均より21ポイント低く、必ずしも満足度に貢献していないことが分かる。最近増加しているインターネットでの購入とは異なり、実店舗での購入では省燃費や耐摩耗性といった商品の機能等について、顧客と直接話をする機会に恵まれることを考えれば、魅力的な販売プログラム等の開発含め全体的な店頭販売力を強化することで、自社ブランドの選定率を上げながら満足度を上げていくことが可能ではないか」とコメントしている。
 

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