新車ブランドではレクサスが第1位 ―日本の新車商品魅力度調査
2015年10月3日 11時15分更新
日本の新車商品魅力度調査で、ブランドランキングではレクサスが第1位。
セグメント別ランキングでは、ホンダ N-WGN、マツダ デミオ、アウディ A3、トヨタ アルファードが各セグメントで第1位となる。
―― J.D. パワー アジア・パシフィック2015年日本自動車商品魅力度
今年で5回目の実施となるこの調査は、自動車の性能やデザインに関する商品魅力度評価を測定。自動車の「外装」、「内装」、「収納とスペース」、「オーディオ/コミュニケーション/エンターテインメント/ナビゲーションシステム(ACEN)」、「シート」、「空調」、「運転性能」、「エンジン/トランスミッション」、「視認性と運転安全性」、「燃費」の10カテゴリーに分類し、合計77項目について実際に所有しているモデルを評価してもらう形式。商品魅力度を示す総合APEALスコアは1,000ポイント満点で表される。
調査の結果、ブランドランキングでは、レクサスが総合APEALスコア748ポイントで第1位となった。第2位はBMW(703ポイント)、第3位はメルセデス・ベンツ(694ポイント)である。
車両セグメント別のモデルランキングは以下となる。
・軽自動車セグメント:ホンダ N-WGNが1位、ホンダ N-BOXが2位、ダイハツ ムーヴが3位
・コンパクトセグメント:マツダ デミオが1位、トヨタ アクアが2位、ホンダ フィットが3位
・ミッドサイズセグメント:アウディ A3が1位、スバル レヴォーグ、スバル WRXが同率で2位
・ミニバンセグメント:トヨタ アルファードが1位、トヨタ ヴェルファイアが2位、ホンダ オデッセイが3位
レクサスがトップを記録し、輸入車が上位を占める結果となったが、これは「運転性能」、「視認性と運転安全性」などが評価されているものと推察される。
2015年の日本自動車商品魅力度(APEAL)調査は、新車購入後2~9ヶ月経過したユーザー18,649人から回答を得た。調査対象の車両は全16 ブランド、121モデルであり、有効サンプル数が100サンプル以上のブランドおよびモデルをランキング対象としている。調査は2015年5月から6月にかけて実施された。
日本自動車セールス満足度調査は、J.D. パワー アジア・パシフィックが日本で実施しているAUTOベンチマーク調査の一つである。
*グラフの出典:J.D. パワー アジア・パシフィック 2015日本自動車商品魅力度(APEAL)調査