日本自動車セールス満足度、レクサスとMINIが好評価
2014年9月11日 10時00分更新
J.D.パワーは日本自動車セールス満足度の調査結果を発表した。新車購入時の販売店の対応に関する顧客の総合的な評価を「セールス担当者」、「契約・価格」、「店舗施設」、「納車」の4項目で調査した。
ラグジュリーブランドセグメントでは、レクサスが761ポイントで第1位となった。レクサスの総合スコアはラグジュリーブランドセグメント平均を43ポイント上まわる。販売店の総合的なセールス満足度に影響を与える4つのファクターの全てで、ラグジュリーブランドセグメントの最高値を獲得した。
第2位はメルセデス・ベンツ(718ポイント)で、第3位にはBMW(714ポイント)、第4位にアウディ(710ポイント)、第5位にはボルボ(681ポイント)が続いた。
量販ブランドセグメントではMINI(706ポイント)が首位を獲得した。4つの全てのファクターでセグメントトップスコアを獲得した。第2位はフォルクスワーゲン(676ポイント)で、第3位には三菱(666ポイント)、第4位に日産(659ポイント)、第5位にトヨタ(653ポイント)となった。
全体評価としては、ラグジュリーブランド平均で718ポイントとなり、昨年より10ポイント、量販ブランド平均は649ポイントで、昨年より15ポイント低下した。J.D.パワーは「2014年3月までの駆け込み需要から、総じて売手市場の状態となり、そのような環境での顧客対応が手薄になったこと」がその低下の要因と分析している。
自動車の購入は、自動車だけではなくそれを手に入れた後のライフスタイル全てに影響する一大イベント。顧客セグメントごとに求められるニーズをしっかり把握した対応を臨みたい。
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