自分の口臭を自覚している人から、分からない人まで――オーラルケアに関するアンケート
2014年11月4日 10時27分更新
・年齢が上がるほど歯周病に関する認識が強くなる傾向
・デンタルフロス利用率は30%、電動歯ブラシは年代が上がるほど利用率も増える
・自分に口臭があるかどうか気になっている人が多い
株式会社マーシュでは、全国の10代(高校生以上)~50代男女で、現在矯正中でなく、入れ歯(部分入れ歯・総入れ歯)も使用していない人を750名を対象に2014年10月21日~10月23日の間、オーラルケアに関するアンケートを実施した。
オーラルケアという言葉からイメージするものとしては「虫歯の予防」が63.1%、「歯周病の予防」が67.1%、「口臭の予防」も60.0%となった。なお、世代で回答に差が見られ、「歯周病の予防」は40代以上の認識が高く8割弱に上るが、20代では47.3%にとどまった。
現在使用しているオーラルケア用品では「歯ブラシ」が88.9%、「歯みがき粉」が76.5%、「歯間ブラシ・デンタルフロス」が30.4%、「マウスウォッシュ・洗口液」が27.7%となった。「電動歯ブラシ」の使用者は17.5%となっており、10代では10.0%、30代では17.3%、50代では29.3%と、年代が高いほど使用率が高い傾向となっている。
なお、自分の口臭が「気になる」または「やや気になる」と回答した人に、どのようなことが気になるのか答えてもらったところ、最も多いのは「自分の口臭の有無や強さがわからないこと」で59.7%、次いで「自分の口臭に周りの人が気づくか、不快にさせていないか」が56.0%となった。はっきりとした自覚があり「自分に口臭があること」を選択した人は37.5%だった。 また、「口臭を除去する方法が知りたい」「口臭を予防する方法が知りたい」がそれぞれ4割を上回った。
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