イード・アワード2020「子どもPC」満足度No.1-イード
2020年2月6日 10時00分更新
イードの教育情報サイト「リセマム」は、小学生・中学生の保護者を対象にパソコンに関する顧客満足度調査を実施し、イード・アワード2020「子どもPC」を発表した。
調査は、1月15日から1月27日までの期間、ノートPC/2in1またはタブレットを利用している小学生または中学生の保護者を対象にインターネットで実施し、小学生の保護者1,790票、中学生の保護者1,282票、合計3,072票の有効回答を得た。
満足度について「総合満足度」のほか、「耐久性」「携帯性」「サポート」「画面の見やすさ」「カメラの使いやすさ」「音声品質」「デザイン」「コストパフォーマンス」「ブランド信頼性」、さらにノートPC/2in1については「キーボードの使いやすさ」の各部門について、5段階で評価した。
満足度と同時に調査した結果によると、パソコン・タブレットの利用用途は小学生では「動画の閲覧(学習用以外:映画・アニメなど)」(47.2%)、「調べ学習(学校の課題)」(43.0%)、「動画の閲覧(学習用以外:映画・アニメ以外の娯楽)」(38.7%)が多く、中学生では「調べ学習(学校の課題)」(59.4%)、「学校以外の自分の興味・関心ごとを調べる」(47.6%)、「動画の閲覧(学習用以外:映画・アニメなど)」(37.6%)。注目の高まる「プログラミングの学習」は小学生14.4%、中学生6.2%、「英語の学習」は小学生16.6%、中学生15.8%にとどまる結果となった。
我が国は学校の情報化の遅れがたびたび問題視されているが、2019年12月に発表された経済協力開発機構(OECD)の「生徒の学習到達度調査」(PISA2018)では、家庭においてもコンピューターやインターネットの学習利用が遅れていることが浮き彫りとなった。今回の調査もそれを裏付ける結果となった。