学校給食実施率は95.2%、給食費平均月額は公立小学校約4,343円、公立中学校約4,941円と微増―文科省

2019年3月27日 15時57分更新


 文部科学省は、学校給食実施状況について平成30年度(2018年度)調査結果の概要を発表した。国公私立学校の給食実施率は、小学校が99.1%、中学校が89.9%。学校給食費の平均月額は、公立小学校で約4,343円、公立中学校で約4,941円と前回調査と比べると、小学校は20円増、中学校は12円増と全体的に微増した。

 学校給食実施状況調査は、学校給食を実施している国公私立の小学校、中学校、義務教育学校、中等教育学校(前期課程)、特別支援学校および夜間課程を置く高等学校(夜間定時制高等学校)を対象に全数調査を実施。

 国公私立学校で学校給食を実施している学校数は全国で3万92校、実施率は95.2%。小学校は99.1%、中学校は89.9%、義務教育学校は100.0%、中等教育学校(前期課程)は63.5%、特別支援学校は89.9%、夜間定時制高等学校は68.0%だった。

 主食とおかず、ミルクから成る「完全給食」の実施率は93.5%。前回(2016年度)調査と比べると、小学校は0.1ポイント減の98.5%だったが、中学校は2.7ポイント増の86.6%と上昇がみられた。

学校給食実施率

給食平均月額

 
 
 

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