奈良の人気観光スポットランキング!口コミで満足度が高い、1位は東大寺―じゃらんnet

2017年8月9日 14時13分更新


 株式会社リクルートライフスタイルが企画・編集を行う旅行情報誌『じゃらんnet』は、奈良の観光スポットトップ10を発表。
このランキングは、じゃらん編集部が奈良県の観光スポット1457ヶ所をセレクトし、独自にアンケート調査してランキング化したものである。人気の東大寺や興福寺国宝館などを口コミランキングで紹介。

 奈良県は日本屈指の世界遺産、国宝建造物を有する。法隆寺や秋篠寺、春日大社など名のある寺社仏閣がエリア内の至るところに存在するため、観光旅行に訪れた方はひとまず寺社巡りが定番となっている。また、キトラ古墳や高松塚古墳をはじめ、旧時代の古墳群が数多く現存するのも特徴的。エリアの随所で古都奈良の魅力的な歴史文化を目の当たりにできる。

■奈良の人気観光スポット トップ10

nara

【1位】東大寺。

東大寺

 若草山の麓に広大な寺域を占める巨刹。奈良の大仏で親しまれる盧舎那仏始め国宝,重文級の文化財が多い。世界遺産「古都奈良の文化財」の8資産群のうちのひとつ。

【2位】興福寺国宝館

国宝館2位

 昭和34年に天平様式に建築されたもの。各堂にあった奈良時代から江戸時代に至る各時代の仏像・絵画が集められ,1250年にわたる興福寺の歴史と伝統を伝えている。そのほとんどが国宝,重文に指定されている。

【3位】奈良公園

鹿

 「奈良公園」は、奈良県奈良市にある、総面積約502.38ヘクタール、東西約4km、南北2kmという都市公園。
公園内には、春日山や若草山をはじめ、興福寺、東大寺、春日大社なども含まれ、多くの国宝指定・世界遺産登録物件が点在し、日本を代表する観光地としても有名で、年間を通じて日本のみならず海外からの観光客も多く訪れる。
 また、園内の大部分が芝生に覆われていることから、園内には約1,200頭の鹿が生息していて、奈良公園のマスコット的存在として観光客からの人気も。その他、春には桜の名所として花見を楽しめたり、入園料が不要のため、いつでも散策できるのは嬉しいポイント。

【4位】谷瀬の吊り橋
 熊野川(十津川)に架る、長さ297m、川面からの高さ54mの日本屈指の長さの鉄線橋で、昭和29年に地元(谷瀬)地区の住民が出資して建設された、生活用吊り橋としては日本一の長い吊り橋。周囲の山々が織りなす眺望や、渡る時に味わえるスリル感が話題を呼び、村の観光名所の一つとなっている。 ゴールデンウィークとお盆期間中は、一方通行規制が行われる。また、平成20年8月4日に日本記念日協会より、8月4日が「吊り橋の日」として登録を受けた。

【5位】法隆寺
 法隆学問寺とも、斑鳩寺とも称する南都七大寺の一つ。木造建築物では世界最古であり、ユネスコの世界文化遺産に姫路城とともに、日本ではじめて登録された。推古天皇の時代に聖徳太子により建立され、飛鳥時代を始めとする各時代の貴重な建造物や宝物類が広大な境内に存在している。

【6位】東大寺金堂(大仏殿)
 正面裳階上に観相窓があり、大晦日と万燈供養会時に扉があき、中門から大仏さまの顔が拝める。現在の大仏さまは高さ16m余、顔の長さ5m弱、目の長さ2m弱と大きいが、大仏さまも大仏殿もこれでも創建時より小さいという。

【7位】ならまち
 ならまちは千二百余年前の都「平城京」の道筋をもとにしており、中世には東大寺・興福寺・春日大社などの門前町として栄え、「南都七郷」などともよばれていた。江戸時代になると、晒や酒造,墨,甲冑、一刀彫などの色々な産業が興り産業の町としても栄えた。中でも、元興寺界隈は奈良時代に平城京の七大寺の一つとして大きな伽藍を有していた元興寺が中世以降衰退したため、その境内地へ民家が建ち並び、新しい町並みが形成されたのがその起こりといわれる。そのため極楽坊、塔跡、小塔院などに元興寺の往時の姿をわずかにとどめるのみとなり、今日ではこの界隈は町家の建ち並ぶ一角となっている。

【8位】みたらい渓谷について
 エメラルドグリーンに輝く神秘的な淵。大小様々な滝と巨岩を縫い底まで透けて見える清流が流れるみたらい渓谷には、川沿いに遊歩道が整備され、つり橋からは滝を上から眺めることもでき、まさに絶景。新緑がきらきら輝く春、水しぶきに川サツキが美しい夏、まさに天から降ってくるように山頂から色付き全山紅葉の錦秋、山水画の冬と、四季折々の景観は、近畿地方随一の美しさとたたえられている。

【9位】大神神社
 日本最古の神社の1つ。大和の国一の宮、三輪明神として親しまれている。祭神は大物主大神。蛇神であり、国造り・医療・酒造・方除等、人間の生活全般の守護神である。
 三輪山を御神体とするため、本殿はなく拝殿の奥にある三ツ鳥居を通して三輪山を拝む、古代の信仰形態を現在に伝えている。
拝殿・三ツ鳥居は重要文化財であり、三つ鳥居は明神鳥居3つを1つに組み合わせた特異な形式のものである。

【10位】興福寺
 五重塔を配した境内は出入りが自由で、天平彫刻をはじめとする寺宝の数々は見事。創建時の建物はない。世界遺産「古都奈良の文化財」の8資産群のうちのひとつ。

 キトラ古墳や高松塚古墳をはじめ、旧時代の古墳群が数多く現存する奈良県。
地元の方曰く、裏庭にこんもりしているところがあってもむやみに掘らない、もしも何か出てきてしまったら調査されて立ち入り禁止、なんてことになりかねないですからね、とのこと。それだけ歴史文化、現存品が多く残っている奈良へ、夏休みに訪れてみてはいかがだろうか。

 
 
 
 
 

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