「ベビーフード」メーカー人気ランキング 1位は「和光堂」 ― 妊娠・出産・育児サイト『ベビカム』調査

2015年11月30日 20時54分更新



 株式会社デジタルブティック(東京都港区)は、妊娠・出産・育児情報サイト「ベビカム」において、「ベビーフード」についてのアンケートを実施し、その結果を発表した。

 [調査概要]
■調査名: 「ベビーフード」についてのリサーチ
■調査方法: 妊娠・出産・育児サイト「ベビカム」で調査
■応募期間: 2015年11月6日~11月13日
■調査対象: 妊活中・妊娠中・育児中の方 346名

 この調査は、ベビカムの会員を対象に、和光堂(はじめての離乳食、グーグーキッチンなど)、明治(赤ちゃん村など)、ピジョン(管理栄養士さんのおいしいレシピなど)、ビーンスターク・スノー(素材満菜など)、森永乳業(大満足ごはんなど)、キユーピー(にこにこボックス、瓶詰など)、アイクレオ(1歳からの幼児食など)の、7つのメーカー(商品)について、回答をしてもらう形式。評価基準は、持ち運びやすさ、品質・栄養価、赤ちゃんの食べやすさ、味、メニューのラインナップ、コストパフォーマンスという6つの指標。それぞれについての5段階評価を総合してランキングとしている。

■ 和光堂、キユーピーが上位
 調査の結果、「はじめての離乳食」「グーグーキッチン」などのラインナップがある、和光堂が1位となった。「和洋中とあり、種類が豊富で、選ぶ楽しみもあった」(32歳女性、お子さん2歳)「お弁当のように持ち運びやすく、スプーンもついているので、それだけ持って出かけられる」(29歳女性、お子さん2歳)「一食分の野菜やタンパク質など必要な栄養をとれるシリーズは食べ合わせを気にしなくてよいので便利」(32歳女性、お子さん1歳)などのコメントが見られたという。

 2位には、「にこにこボックス」「すまいるカップなど」のラインナップがあるキユーピーがランクインし、「瓶詰フードは蓋つきなので、残っても蓋をして持ち帰りでき便利だから」(31歳女性、お子さん1歳)など、瓶詰商品についてのコメントが多く寄せらたとのこと。

■ ベビーフードは外出時に利用する人が最多
 どんなときにベビーフードを利用するか(利用していたか)を、自由回答で聞いたところ、もっとも多かったのは「外出するとき」という回答で、自宅以外の場所で、離乳食を調理できないときに利用する方が多い様子。
 「外食するとき。疲れたとき。あと一品がほしい!というとき。あまり買わない食材を食べさせたいとき(鯛など)」(31歳女性、お子さん0歳)
 「栄養が偏っていないか不安になったとき。今の月齢にあった食材の堅さや大きさなどを確認したいとき」(30歳女性、お子さん1歳)
 「仕事で忙しくて食事の準備をする時間がないとき」(39歳女性、お子さん3歳)
 「育児に追われ、料理したくないとき」(38歳女性、お子さん1歳)
などの回答が見られた。

■ 離乳食は手作り派が中心
 その他、ベビーフードについて、さまざまな自由回答の例は以下。
「基本的には手作りしたいので、お出かけの時や親に預ける時の補助食として使っていきたい」(40歳女性、お子さん0歳)
と、手作り中心の方が多い傾向が見られ、
「最初は抵抗があったが、使ってみると意外とおいしく丁寧に、材料にもこだわって作っていると思った」(37歳女性、お子さん0歳)
「自分で作っていないことに対する罪悪感があります。 なので、なるべく自然なものを使ってもらえるようにお願いしたいです。手作りに近いようなものを…」(31歳女性、お子さん0歳)

 ベビーフードを利用することに対する抵抗感を持つ方も少なくないようであったが、最近は、手作りの離乳食にプラスして使えるタイプや、持ち運びに便利なお弁当タイプ、初期に少量ずつ使えるフリーズドライなど、さまざまなシーンで使える商品があり、ちょっと離乳食作りを休みたいときや、いつもと違う味を試したいとき、手作り離乳食の参考にしたいときなどに、便利に利用しているという声も多く見られたとしている。

この調査の詳細は、以下のサイトを参照いただきたい。
http://www.babycome.ne.jp/

  
  

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