最も満足度の高い英会話スクールは「Gaba マンツーマン英会話」に――2015年度オリコン顧客満足度ランキング「英会話スクール」編
2014年12月22日 12時15分更新
12月上旬、オリコンは2015年度「英会話スクール」の顧客満足度ランキングを発表した。トータルで高い満足度を記録した「Gaba マンツーマン英会話」が総合1位を受賞。2位には「シェーン英会話」、3位は「イングリッシュビレッジ」と続いている。上位10位は以下の表の通り。
本調査は過去5年以内に英会話スクールに通学したことがある人を対象にWeb調査を行い、2014年8月8日から2014年8月11日までの期間に実施。回答者数は17,788人となっている。総合満足度ランキングだけではなく、「通いやすさ」、「授業の受けやすさ」、「スタッフの対応」、「授業の雰囲気」、「レベルの適正さ」、「カリキュラムの充実度」、「英語の習得度」、「講師の質」、「レッスン料」、「教室の信頼性」の全10項目別の満足度ランキングを発表している他、「英会話スクールを選ぶ際に重視した項目」についての分析も行なっている。
総合1位に輝いた「Gaba マンツーマン英会話」は「通いやすさ」、「授業の受けやすさ」、「スタッフの対応」、「学校、授業の雰囲気」、「レベル分け、生徒数の適切さ」の5項目で満足度1位を獲得しただけでなく、全10項目中9項目でベスト3入りするなど、トータル的な高満足度を記録したのが1位獲得の要因となったようだ。
「シェーン英会話」は惜しくも総合2位となったが、昨年度の4位から2つ順位を上げている。「通いやすさ」、「授業の受けやすさ」「スタッフの応対」で2位になったのを始め、計8項目でベスト5入りを果たしているなど、平均的に高水準な満足度を得ている。
3位の「イングリッシュビレッジ」は「レッスン料」で1位を獲得した他、「通いやすさ」でも4位に入っており、総合ランキングでは昨年度の5位から順位を伸ばした。
項目別ランキングは以下の通り。
またオリコンは本調査において「英会話スクールを選ぶ際に重視した項目」についての分析も行なっており、5年前から「英語の習得度」よりも「通いやすさ」をユーザーは重視する傾向にあると指摘している。今年度の調査をみてみると、「通いやすさ」を重視する人が76.8%だったのに対し、「英語の習得度」を重視するのは僅か30.5%と、2倍以上の差があるのが見て取れる。
ユーザーコメントから「通いやすさ」について「立地」、「講師・スタッフ」、「受講スケジュール」、「その他」の4区分に分けて抽出しているが、ユーザーごとに様々な理由があるようだ。
英会話スクールが更なる満足度向上を目指すためには、この「通いやすさ」の改善に一番かかっていると言えよう。
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