次世代のスポーツ、パルクール日本一決定
2023年10月31日 10時21分更新
横須賀の三笠公園記念艦三笠前広場で日本最高峰のパルクール大会「PARKOUR TOP OF JAPAN YOKOSUKA 2023」が行われた。
東京都体操協会パルクール委員会は、これまで2021年に兵庫県淡路島、2022年に東京の常盤橋タワーで大会を主催。3回目となる今回は、最多となる男女総勢42名の国内トップ選手を迎え、日本一を決定する大会となった。
※イメージ図
パルクールは、「走る・跳ぶ・登る」動作を中心とし、障害物を巧みに乗り越えるアクロバットスポーツ。元々はフランスの軍事訓練から派生したもので、身体能力向上を目指すトレーニング文化だ。
選手(トレーサー)は危険に挑むのではなく、パルクールを通して自身の身体能力を知り、その中で身体的にも精神的にも限界を超えていくことを本質としている。2028年ロサンゼルス五輪での正式種目化が有力視されるなど、クリエイティビティの強さから「次世代のスポーツ」として注目を集めている。
大会では、ゴールタイムを競う「スピードラン」と、トリックの難易度と正確性を競う「フリースタイル」の2つの種目が行われた。
ランキング
女子スピードラン
1位 泉 ひかり
2位 山本 華歩
3位 今福 心椛
男子スピードラン
1位 本居 一輝
2位 関 慎太郎
3位 永田 悠真
女子フリースタイル
1位 泉 ひかり
2位 岸上 はづき
3位 軸屋 まい
男子フリースタイル
1位 勝乗 志音
2位 才 龍之真
3位 上原 貴博
また、プレゼンターとしてゴールデンボンバーの喜矢武豊氏が登場し会場を盛り上げた。喜矢武豊氏は2022年から本格的にパルクールに挑戦しており、昨年4月には東京都体操協会パルクール委員会の広報部長に就任。自身のYouTubeチャンネルでパルクールの技を披露している。
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