「社長が選ぶ 今年の社長2021」―産業能率大学総合研究所―

2021年12月24日 16時06分更新


 産業能率大学総合研究所は2021年12月15日、「社長が選ぶ 今年の社長2021」を発表した。

■調査概要
従業員数が6人以上の企業経営者(経営トップ)を対象に今年(2021年)の最優秀経営者は誰かを尋ね、その結果を「社長が選ぶ 今年の社長」としてまとめた。この調査は2008年から毎年実施しており、今回で14回目となる。

【調査期間】2021年12月3日~12月6日
【調査対象】従業員数6名以上の企業経営者
【調査方法】インターネット調査
【有効回答数】558

■2021年の「今年の社長」は

ランキングTOP10
1位184票豊田 章男 氏
トヨタ自動車
2位65票孫 正義 氏
ソフトバンクグループ
3位36票大山 晃弘 氏
アイリスオーヤマ
4位24票小濱 英之 氏
ワークマン
5位15票永守 重信 氏
日本電産
5位15票柳井 正 氏
ファーストリテイリング
7位13票イーロン・マスク 氏
テスラ
8位12票古川 俊太郎 氏
任天堂
9位10票星野 佳路 氏
星野リゾート
10位9票高田 旭人 氏
ジャパネットホールディングス

豊田章男氏が「今年の社長第1位」2連覇
2021年の「今年の社長」第1位には、豊田章男氏(トヨタ自動車)が2年連続で選ばれた。豊田氏が1位になるのは通算で3回目となる。水素エンジンなど時代の先を見据えた取り組みが高く評価されるとともに、社会との共存を志向する経営理念に賛同する声が集まった。 アンケート回答者の年齢を「40代以下(170人)」「50代(231人)」「60代以上(157人)」に分けて集計したところ、豊田氏は全年代でトップの支持を得ている。

初のトップ10入りは2人
今回初めてトップ10入りしたのは、7位のイーロン・マスク氏(テスラ)と10位の高田旭人氏(ジャパネットホールディングス)の2人。 選出理由として、マスク氏は革新的な事業推進とゲームチェンジャーとしての経営手腕など、高田氏はカリスマ経営者の跡を継いでの合理的な経営施策や地域創生への取り組みなどが挙げられている。

出典:社長が選ぶ 今年の社長 2021

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