食料品業界「休日の満足度が高い企業ランキング」、1位はネスレ日本―キャリコネ
2019年5月7日 12時52分更新
企業口コミ・給与明細サイト「キャリコネ」は、「食料品業界の“休日の満足度が高い企業”ランキング」を発表した。食料品業界に属する企業をピックアップし、キャリコネのユーザーによる「休日の満足度評価」の平均値が高い順にランキング化した。
トップ10は以下の通り。
【食料品業界の”休日の満足度が高い企業”ランキング】
◇1位「ネスレ日本」の残業・休日出勤に関する口コミ
・休日出勤はほとんどない。万一発生した場合でも、確実に代休を取ることができる。
(ルートセールス/20代前半男性/年収500万円/2017年度)
・「休日出勤は、イベント時などで年に何回か発生しましたが、必ず代休を取らないといけない仕組みになっています。残業や休日出勤の面で不満に感じることはありません」
(企画営業/30代前半女性/年収650万円/2016年度)
◇ホワイトカラー・エグゼンプションをいち早く導入した「ネスレ日本」
世界最大の食品飲料会社ネスレ(本社:スイス)の日本法人で、「ネスカフェ」、「キットカット」など有名な商品ブランドが多数。「社員こそが最も重要な会社の資産である」という考えのもと、働きやすい環境作りを目指し、社長自ら率先して改革を進めている。
2011年から営業職は直行直帰体制を導入。2016年には、一部の社員を除き「フレキシブルワーキング制度」を導入し、自宅等でのテレワークが利用事由・回数の制限なく可能に。これらが評価され、「テレワーク推進企業等厚生労働大臣表彰」の「優秀賞」を受賞した。
2017年には、ほぼ全社員に対して「ネスレ日本型ホワイトカラー・エグゼンプション」を導入。アウトプットを明確にし、労働時間は社員自身が自由に決められるようになった。ワークライフバランスを取りつつ、さらなる労働効率の向上が期待される。
休暇の取りやすさにも定評があり、年間123日ある会社休日に加え、社員の平均有休取得日数は12.6日。年1回以上の連続有休(5日間以上)取得も奨励されており、プライベートを大事にできる職場環境だ。
【調査概要】
「食料品業界の”休日の満足度が高い企業”ランキング」
調査対象:『日経業界地図 2018年版』(日本経済新聞出版社)の「食品①~⑤」に記載の企業のうち、対象期間中に「キャリコネ」に20件以上の評価が寄せられた企業
調査内容:企業別にキャリコネユーザーによる「休日の満足度」評価の平均値を算出(5点満点)
対象期間:2015年4月1日~2018年3月31日
回答者:キャリコネ会員のうち勤務先を評価対象企業に選択した会員
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