人気の転職先ランキング、先進的な働き方への支持が集まり「グーグル」が2年ぶりの首位に!
2016年6月6日 14時02分更新
株式会社インテリジェンスが運営する転職サービス「DODA(デューダ)」は、22~39歳のビジネスパーソン5,163人を対象に「転職したい会社」を調査し、「DODA転職人気企業ランキング2016」を発表した。
2016年の転職人気企業ランキング(総合)のトップ3は、1位 グーグル、2位 トヨタ自動車、3位 ソニーという結果になった。
2015年の当ランキングで前回、トヨタ自動車にトップを譲ったグーグルは、今年再び首位へと返り咲いた。1位のグーグルは、2015年7月に人事トップが著書『WORK RULES!(ワーク・ルールズ!)』で6万人の従業員が働く同社の人事・採用の仕組みを公開し、先進的な「働き方」がさまざまなメディアで取り上げられ、「専門性やスキルを高められそう」「ワーク・ライフ・バランスの実現ができそう」「働く環境・設備がよさそう」といった理由を挙げる人の割合が2015年より増えており、同社の「働き方」やそれを可能にする環境に魅力を感じたことが、2年ぶりの1位につながったと考えられている。
その他、カフェテリア、託児所、フィットネスクラブなどの施設を充実させた新本社への移転がニュースになった楽天が6位(前回11位)、「ワーク・ライフ・バランスの実現ができそう」という投票理由が多い資生堂も8位(同9位)と順位を上げた。
2017年度から1日の所定労働時間を20分短縮すると発表した26位の味の素(前回42位)、朝型勤務へのシフトを導入する28位の伊藤忠商事(同36位)、経営陣が力強く推進する「働き方改革」が注目を集めた42位のカルビー(同78位)など、いずれも社員の「働き方」について企業が発信している共通点が見て取れる。また、女性の活躍を推進しようとする機運も後押しし、ソフト、ハードの両面で社員がより働きやすい環境整備に取り組む企業への人気が高まっているようだ。
上位300社までのランキング、業種別、男女別などのランキングはURLを参照していただきたい。
http://inte.co.jp/r/rd.php?aid=a575139156cb01
【調査概要】
・対象 : 22歳~39歳のホワイトカラー系職種に正社員として就業中の男女5,163人
・調査期間 : 2016年3月19日~2016年3月24日
・調査方法 : ネットリサーチ会社を利用したインターネット調査。投票者1名が最大3票を投票。
転職を希望する企業を1位から3位まで記入し、1位5ポイント、2位3ポイント、3位1ポイントとし集計。
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