フリーランスはまだ少数派、 満足度には開発環境や時間が影響!エンジニアの働き方と仕事の満足度調査 

2018年7月31日 12時51分更新


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 テクノプロ・ホールディングスは、全国のエンジニアを対象に「エンジニアの働き方と仕事の満足度」に関するアンケート調査を実施し、1000人から回答を得た。回答者の答えからは、「フリーランスエンジニアは約9%でまだまだ少数派」「PC・開発環境や勤務期間で満足度が変化する」という実態がわかった。
 
 
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 雇用形態は、「正社員」として働くエンジニアが84%と最も多く、近年メディアなどで「会社に属さない働き方」として取り上げられることが多くなっている2位の「フリーランス(個人事業主を含む)」がエンジニア全体に占める比率は9.3%にとどまった。今の仕事の満足度を100点満点で訊ねた仕事満足度では、「フリーランス」が他の雇用形態より若干低いものの、大きな差異はなかった。
 
 
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 勤務場所については、全エンジニアのうち74.3%が自社で業務に従事しており、次いで17.2%が客先に常駐している。自宅で働くのは6.2%とまだ少数派のようだ。職種をITエンジニアに限ると客先で働く人の合計は24%で、4人に1人は客先常駐で働いていることが分かった。フリーランスエンジニアは半数以上が自宅で仕事をしているという結果になった。
 
 
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 主に仕事をする場所が客先であるエンジニアに対して、業務で使用するPCや開発環境などの状況も尋ねたところ、客先で業務を行う場合、PCなどは客先からの貸与を受けているという回答が多く見られた。ただ、客先貸与のPC・開発環境で仕事をするエンジニアは、自社や個人で準備する場合と比較して仕事の満足度が低い傾向があることが分かった。
 やはりエンジニアにとってマシンスペックや開発環境などに関する自由の有無は満足度を左右する重要なファクターであることがわかった。
 
 
 今回の調査からも分かる通り、フリーランスという働き方は依然として少数派であり、また日本の法整備が進んでいないという側面もあり、企業側から不利な取引条件を押しつけられるなど、「ひとりブラック企業」と化している人も少なくない。
 一方で、地方で深刻化している移住問題を解決すべく、多くの企業と地方自治体が手を組んでフリーランスの誘致に力を入れているなど、新しい働き方を後押しする取り組みも増えてきている。
 
 日本は少子高齢化による働き手の減少に伴い、能力ある人が力を発揮しやすい環境を整え、経済の活力を高める取り組みが急務となっている。官民が働き方改革を加速させ、多様な働き方を根付かせるには、労働環境のさらなる是正が必要であろう。
 
 
 
■調査概要
・調査手法:インターネットリサーチ
・調査対象:ネットリサーチモニターのうち、職業として「技術系(ソフトウェア、ネットワーク)」「技術系(電気、電子、機械)」を選択した男女
・調査期間:2018年6月22日(金)~24日(日)
・有効回答数:1,000サンプル
 
 
 

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