家庭用生ごみ処理機、利用率1位は「島産業 パリパリキュー」

2022年1月24日 10時45分更新


 株式会社こどもりびんぐが運営する「シルミル研究所」は、2021年10〜11月に実施した「家庭用生ごみ処理機に関する調査」の結果を発表した。

◆今回のテーマは女性が選ぶ「生ごみ処理機」ランキング
2021年10〜11月実施の調査において、女性が選ぶ「生ごみ処理機」利用率第1位は「島産業 パリパリキュー PPC-11」となった。

女性が選ぶ「生ゴミ処理機」
利用率
1島産業
パリパリキュー PPC-11
2パナソニック
家庭用生ごみ処理機 MS-N53XD
3島産業
パリパリキューブライト アルファPCL-33

◆所持者はごくわずか、自治体の「購入助成金制度」利用も
ウーマンリサーチでは、全国のWeb会員を対象に「家庭用生ごみ処理機」についての調査を実施。回答者441人中、家庭用の生ごみ処理機を「持っている」と答えた人は3.6%とわずかだったが、「持っていないが興味がある」という人は30.6%となった。所持者の購入きっかけは「生ごみのにおい、虫発生などがいやだから」87.5%、「生ごみを減らしたいから」68.8%、3位は「住んでいる自治体で助成金が出るから」50.0%でした(複数回答)。
「持っていない」と回答した人の中で「存在自体知らなかった」という人は3.1%だったことから、存在を認知している人は多いことも分かった。 「現在、購入を検討中」という人は1.9%だった。

◆利用者の評価ポイントは?
利用率1位商品の利用者の声を紹介。

「島産業 パリパリキュー PPC-11」利用者 :「乾燥して超パリパリになったゴミなので、集積場に持っていくのが週1以下になり、軽くて臭いもなく助かってます」(30代・千葉県)

◆重視ポイントは処理方式、手入れのしやすさ

購入時に最も重視したことは乾燥式、バイオ式といった「処理方式」がトップ、「手入れのしやすさ(洗いやすさ)」「使いやすさ」が同率に。価格やサイズ、たい肥活用、処理スピード、電気代、設置場所、保証も同率で続いた(グラフ1)。
利用者からは「金額は高いけれど助成金が出ると言い聞かせて購入。今では二代目を使っている」(40代・福岡県)、「ガーデニングの肥料に活用できてうれしい。 生ごみがすぐに家から出せて良い」(50代・埼玉県)などの声が上がった。

◆「持っていない」理由は「購入するほど困っていない」
生ごみ処理機を持っていない理由は、多い順に「購入するほど処理に困っていない」(56.7%)、「高額だから」(48.7%)、「お手入れが面倒そう」(44.7%)、「置き場所がない」(33.9%)、「電気代がかかる」(24.7%)「どこで買えるか分からない」10.1%と続きました(複数回答)。ほかに「ディスポーザーが備わっている」人が3.3%、「マンションに24時間捨てられるごみ捨て場があるから」などの理由もあった。自治体によっては購入額の2/3(限度額あり)まで補助してくれるところもあり、情報を知れば今後、購入者が増える可能性もあると考えられる。

出典:あんふぁんWeb「台所の救世主! 女性が選ぶ「生ごみ処理機」ランキング

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