電力小売り自由化に伴い、8割以上の人が電力会社の切り替えを「検討したい」と回答

2015年11月10日 16時45分更新


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 価格.comは「電気料金」に関するアンケート調査を実施し、その結果を発表した。
 調査は価格.comサイトでのWebアンケート調査にて実施され、調査期間は2015年10月20日から10月26日にかけて。価格.comに登録しているユーザー4,051人から回答を得ている。

 まず来年4月から始まる電力小売り自由化について聞いたところ、「聞いたことはあり、内容はなんとなく知っている」の回答が最多で45.3%を占めた。「聞いたことがない」「聞いたことはあるが、内容は知らない」は合計30.7%で、「内容を知っている」「内容を詳しく知っている」の合計23.9%を上回っており、まだまだ認知度は広がっていない様子だ。

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 電力小売り自由化を機に、電力会社を切り替えを検討したいかという設問では8割の人が「電気料金が今より安くなるなら検討したい」と回答。「検討したくない」は僅か3.9%に留まった。

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 次に「検討したい」と答えた人に、どの程度電気料金が下がれば電力会社を切り替えるかを聞いたところ、「10%以上」と回答した割合が計59.9%となり、ボリュームゾーンは「10%~20%」という結果となった。一方で小売り自由化による現実的な割引率になると見られている数%台では、「5%」が25.7%に上る反面、「3%」が8.3%、「1%」が6.2%に留まっており、「5%」というのが実際の切り替えのボーダーになってくると思われる。

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 「検討したくない」と回答した人に理由を聞いてみたところ、約半数が「どういった会社を選んでいいのかわからない」と回答。次いで「手続きが面倒」が36.5%、「想像がつかないため考えられない」が22.4%となっており、こうしたユーザーに如何に分かりやすく訴求していくかが、新たに参入する企業にとってカギとなってくるだろう。

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 電力会社を切り替えるきっかけについては「比較サイトを通じて価格差を認識した時」が49.4%でトップになっている他、電力会社の選択時に重視する点では「料金の安さ」が60.2%とダントツとなっており、期待する新メニューでも「長期契約による割引メニュー」が69.8%に上っている。更に現在の電気代を約9割の人が高いと感じていることから、電力小売り自由化にはとにかく「電気料金の安さ」が求められていると言えるだろう。

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