【石油・エネルギー業界】中国電力が1位に――特許資産規模ランキング

2014年11月15日 14時00分更新


 株式会社パテント・リザルトは11月5日、「石油・エネルギー」業界を対象とした「特許資産規模ランキング」を発表した。1位は中国電力、2位、3位に出光興産、JX日鉱日石エネルギーと続いている。

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 「特許資産規模ランキング」とは各社が保有する特許資産を質と量の両面から総合評価したもの。2013年4月1日から1年間に登録された特許を対象に、個別特許の注目度を得点化する「パテントスコア」を用いて評価を行い、企業ごとに総合得点を集計してランキング化している。

 1位の中国電力では「火力や原子力発電設備において用いられる機械部品のクリープ損傷による寿命の予測」や、「非接触給電システムにおいて、受電装置が予め設定されたエリア内に存在する場合にのみ、給電装置から受電装置への電力供給を行うための技術」が注目さっれているようだ。
 2位の出光興産は「燃料電池に適用しても活性の低下が少なく、長期間使用できる水性ガスシフト反応用として有用な触媒および、この触媒を用いた一酸化炭素変成方法」、3位のJX日鉱日石エネルギーには「石油精製プロセスにおける余剰留分を減圧軽油留分として回収し、収率を向上させる技術」が挙げられている。

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