2021年アフリカ投資先ランキングー南アフリカRMBHD調査

2021年11月24日 11時00分更新


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 南アフリカ共和国の大手銀行RMBホールディングスは、「Where To Invest In Africa 2021」にアフリカの投資先ランキングを発表した。

RMBのアフリカへの投資先2021年のレポートでは、エジプトがアフリカの最大の投資先として位置付けられており、モロッコがそれに続き、南アフリカが3位になっている。運営環境に基づいて、他の高得点国、特にルワンダとボツワナがそれぞれ4位と5位にランクアップした。

投資魅力度ランキング 上位10カ国
1 エジプト
エジプトの経済はパンデミックの影響を受けたが、いち早く成長軌道に復帰した。これは、COVID-19の発生時に迅速な対策を講じて、より強固な基盤を築いていたことによるものだ。
2 モロッコ
モロッコの経済は引き続き政治的安定の恩恵を受けている。COVID-19対策のための特別基金が2020年に設立され、その額はGDPの2.7%に相当。基金の3分の2は民間から、3分の1は政府から提供されることになっていた。
3 南アフリカ
アフリカ最南端の国である南アフリカは、強力な製造業と小売業の基盤を持っており、今後も南部アフリカの地域経済を商品とサービスで支えていくだろう。
4 ルワンダ
ルワンダは、事業環境を改善するための努力によって、引き続き利益を得ることができる。さらに、国家変革戦略(NST)の一環として今後数年間、様々な投資が建設やエネルギー分野をサポートするだろう。
5 ボツワナ
ボツワナは外貨準備高が高く、パンデミックによる経済の嵐を他国よりもうまく切り抜けることができた。また、1994年に設立された政府系ファンド「Pula Fund」が財政赤字の大部分を賄っているため、財政の負債依存度は低い。
6 ガーナ
ガーナは、アフリカの他の国々に比べて比較的強い立場で今回の危機を迎えた。ガーナの経済構造はここ数年で大きく変化しており、今後の大きな成長が期待できる。これを支えているのは、石油や金などの第一次産業だけでなく、第三次産業の発展も加速している。
7 モーリシャス
非常に有利な税制に支えられ、金融セクターは、特にクロスボーダーの投資活動や銀行サービスを通じて、今後もモーリシャス経済の主要な推進力の一つであり続けるだろう。
8 コートジボワール(CIV)
民間投資の増加により、建設、農業、サービス(特に貿易、輸送、ICT)が引き続き促進されるだろう。民間投資は、2016-20年国家開発計画の下での公共投資による推進力の恩恵を受けるだろう。
9 ケニア
ケニア政府は、工業化、国民皆保険、食料安全保障、手頃な価格の住宅に焦点を当てた「Big Four」計画の実施を確実にするために努力しており、必ずや速い経済成長につながるだろう。
10 タンザニア
タンザニアは、ここ数年、急速な発展を遂げている。この成長は、エネルギー分野から通信や金融分野まで、主要な第二次・第三次産業に政府が一貫して公共投資を行ってきたことに起因している。

これまでアフリカの投資先は、経済活動とビジネス環境の観点からランキングされてきた。このランキングは、経済の実物資産を対象とする投資家や、物理的なインフラに依存するビジネスの拡大を目指す投資家にとって、投資のための強力な基盤となるものだ。

今年は、より多くのニュアンスが求められた。従来の指標に加えて、企業や投資家は、その国の財政状態や、危機に瀕した経済を支援する能力を認識する必要があった。エコノミストでサブサハラ・アフリカ担当Daniel Kavisheは、「ランキングに財政スコアを加えることで、政府の財政状況を評価し、投資家が特定の国を理解するための基準を提供することを目的としています」と述べている。

出典: Rand Merchant Bank Holdings(ランド・マーチャント・バンク・ホールディングス)
RMB RELEASES LIST OF 2021 TOP 10 INVESTMENT-ATTRACTIVE AFRICAN COUNTRIES

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