好きな野菜ランキング、男性は「キャベツ」女性は「トマト・ミニトマト」がTOP
2023年8月31日 11時28分更新
LINEは8月9日、8月(や)31日(さい)は「野菜の日」にちなみ、全国の10~60代の男女を対象に、野菜を食べる頻度や好きな野菜についての調査結果を発表した。
1.野菜を「ほぼ毎日」食べている人は全体で67%
ふだん、どのくらいの頻度で野菜を食べているかを聞いたところ、全体で「ほぼ毎日」という人の割合がもっとも高く、67%となった。特に10代・60代で7割超の高い割合だ。男性よりも女性の割合が高く、女性では20代をのぞいたすべての年代で7割超となっており、60代女性ではもっとも高く8割超だった。
「ほぼ毎日」と「週に4~5日」を合わせた、【週4日以上】野菜を食べている人は、全体で8割超という結果に。多くの人が週の半分以上は野菜を食べていることがわかる。男性と比べて女性のほうが高い割合で、特に10代・50代・60代女性では9割超と高くなっていた。
また、「週に2~3日 」と「週に1日 」を合わせた【週1~3日】野菜を食べている人は全体で1割超。特に20~50代男性で割合が高く、いずれも約2割だった。
2.好きな野菜、男性は「キャベツ」女性は「トマト・ミニトマト」がTOP
次に、好きな野菜について聞くる。ふだん野菜を食べないという方にも、好きな野菜があれば回答してもらった。
全体で「好きな野菜はない」という人は2.2%にとどまり、ほとんどの人が何らか好きな野菜があることがわかった。
全体では、「たまねぎ」「きゅうり」「キャベツ」「枝豆」「トマト・ミニトマト」がTOP5に入りた。全体の9位まではいずれも5割以上の高い割合で、大きな差はなかった。
男女別でもTOP10はすべて僅差となったが、ランキングに違いがみられる。まず男性のTOP2は「キャベツ」「たまねぎ」で5割超。3位以降は僅差で、「ジャガイモ」「枝豆」「きゅうり」がそれぞれ約5割で続く。
一方の女性は、TOP3が「トマト・ミニトマト」「きゅうり」「枝豆」でそれぞれ6割超の高い割合。どの項目も全体的に女性のほうが高い割合となっており、女性は好きな野菜が多い様子。また、上位には調査時期の影響か、夏が旬とされる野菜が多くランクインしているのも特徴的だ。
男女差が大きく出ているのは「さつまいも」で、20ポイント以上女性のほうが高くなっている。また、ランキング外ですが「かぼちゃ」も同様に20ポイント以上の差があった。「さつまいも」「かぼちゃ」はスイーツなどにも多く使われており、好む女性も多いのかもしれない。
女性TOPの「トマト・ミニトマト」、女性4位の「とうもろこし」、女性9位の「ブロッコリー」も男女差が15ポイント以上あり、女性のほうが高い割合だった。
グラフにはないが、年代別でみると50~60代ではどの項目も割合が高い傾向がみられ、他の年代と比べて好きな野菜が多いようだ。
10代では、一年中食べられてシャキシャキとした食感が特徴の「もやし」が4位にランクイン。20代では、「ジャガイモ」「たまねぎ」「さつまいも」が僅差でTOP3となり、イモ類が人気のようだ。また、イモ類と食感が似ている「かぼちゃ」も7位にランクインした。
「大根」は60代でのみTOP10入り。主に秋~冬が旬だが、大根おろしやサラダ、おみそ汁の具やおでん、鍋など年間を通していろいろな料理に使われている。
野菜を食べることで、ビタミンやミネラル、食物繊維などさまざまな栄養を摂ることができる。健康維持のために意識して野菜を摂る人や、野菜を使った料理や、野菜自体が好きで食べている人など、食べる理由は人それぞれありそうだ。これからも好きな野菜を楽しんで食べていきたい。
【調査について】
LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国の15歳~64歳の男女
実施時期:2023年7月5日~2023年7月7日
有効回収数:5278サンプル
※性別年代構成比を市場にあわせてウェイトバック
※表/グラフ中の数字は小数第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならなかったり、同じパーセンテージでも見え方が異なったりする場合があります