2月17日は「電子書籍の日」自己投資で現在学んでいること1位は「金融・資産運用」
2022年2月18日 10時00分更新
総合電子書籍ストア「ブックライブ」を運営する株式会社BookLiveは、「電子書籍の日」(2月17日)にちなんで、2022年1月14日~1月18日の5日間、全国の20歳~39歳の男女で電子書籍を利用した自己投資をしている人(月に1日以上している人)を対象に「自己投資と電子書籍に関する調査2022」を実施し、1,000名の有効サンプルを集計した。(調査協力機関:ネットエイジア株式会社)
年金制度改正法は2022年4月施行、今年は社会保障制度が目まぐるしく変わる一年。
【1】電子書籍を利用した自己投資で学ぶと効率が良いと思うこと 1位「金融・資産運用」
【2】電子書籍を利用した自己投資で過去に学んだこと
男性では「金融・資産運用」、女性では「生き方・働き方」が1位
【3】電子書籍を利用した自己投資で現在学んでいること 男性・女性とも1位は「金融・資産運用」
20代後半では「仕事術・ビジネススキル」が2位、
学生では「語学」が1位、「医療・健康・メンタルヘルス」が2位、
また「就活対策」「ビジネスマナー」など就職試験対策に役立つ自己投資が上位に多数ランクイン
【4】電子書籍を利用した自己投資で将来的に学んでみたいこと 「金融・資産運用」がダントツ
男性では2位「資格試験対策」3位「経営・マネジメント」、女性では2位「語学」3位「家事・料理」
学生では「仕事術・ビジネススキル」が2位
【3】電子書籍を利用した自己投資で現在学んでいること
男性・女性とも1位は「金融・資産運用」
電子書籍には“在庫切れの心配がない”、“保管場所に困らない”、“本文検索・自動ページ送りなど便利な機能がある”といった利点がある。多種多様な電子書籍を保存・活用することによって、時間や場所を問わず、必要な知識・スキルの習得に向けて効率的に学ぶことができる。
電子書籍を利用した自己投資で現在学んでいることを聞いたところ、1位「金融・資産運用」(28.5%)、2位「生き方・働き方」(22.9%)、3位「基礎教養(人文・社会科学・自然科学などの基礎的分野における知識やスキル)」(21.7%)、4位「仕事術・ビジネススキル」(21.2%)、5位「資格試験対策(語学を除く)」(20.5%)となった。“老後2,000万円問題”といった将来不安や、コロナ禍における経済の先行き不透明感、株式市場における株価の乱高下などの影響を受け、金融市場動向や世界経済の見通し、効率的な資産形成方法などに関する知識や理解を深めようとする人が多くなっているのではないでだろうか。
男女別にみると、男性・女性とも1位「金融・資産運用」(順に33.0%、24.0%)となり、男性では2位「仕事術・ビジネススキル」(25.4%)、女性では2位「家事・料理」(23.8%)が続いた。
職業別にみると、有職者(※)では1位「金融・資産運用」(32.0%)、専業主婦・主夫では1位「家事・料理」(49.2%)、学生では1位「語学」(27.9%)となりました。また、学生ではコロナ禍による学生生活への影響が端的に表れ、2位は「医療・健康・メンタルヘルス」(24.6%)となった。さらに、学生では1位となった「語学」にとどまらず、「資格試験対策」「基礎教養」(いずれも22.1%)が3位、「就活対策」(21.3%)が5位、「ビジネスマナー」(18.9%)が8位と、就職試験対策に役立つ自己投資が上位に多数ランクインした。
※会社員(契約社員、派遣社員含む)、公務員・団体職員、会社役員・経営者、専門的職業従事者(医師・弁護士・会計士など)、自営業者(農林漁業含む)・フリーランス、パート・アルバイトなど、職業を持っている人(専業主婦・主夫及び学生は除く)
【4】電子書籍を利用した自己投資で将来的に学んでみたいこと 「金融・資産運用」がダントツ
電子書籍を利用した自己投資で将来的に学んでみたいことを聞いたところ、1位「金融・資産運用」(36.5%)、2位「資格試験対策(語学を除く)」(24.6%)、3位「仕事術・ビジネススキル」(24.4%)、4位「語学」(24.2%)、5位「生き方・働き方」(23.7%)となった。
男女別にみると、男性・女性とも1位「金融・資産運用」(順に38.8%、34.2%)となり、男性では2位「資格試験対策」(26.6%)、3位「経営・マネジメント」(26.2%)、女性では2位「語学」(25.8%)、3位「家事・料理」(25.0%)が続いた。
“電子書籍を利用した自己投資で現在学んでいること”の結果と比較すると、男性では「資格試験対策」が5位→2位、「経営・マネジメント」が7位→3位、女性では「語学」が5位→2位と、順位を大幅に上げた。一方で、“過去学んだこと”“現在学んでいること”で2位だった「生き方・働き方」が、“将来的に学んでみたいこと”では5位となり順位を大幅に下げた。コロナ禍を背景に、心身の健康管理に関連した「ウェルビーイング」や「ウェルネス」といった概念に注目が集まる中、自身の生き方・働き方を見つめ直し、実践哲学・人生論などに関する学びや見識を深めている人が現在は多いようだ。
しかし、これから先に関しては、昨今の学びで得た知見などを契機とし、現在抱える業務課題の解決や将来のキャリアアップ・キャリアチェンジのため、経営戦略や事業計画の策定能力を高めたり、人事管理や業務管理などのマネジメントに関する知識を深めたり、専門分野の知識・スキルや語学力などの向上を図ったりすることを計画している人が多いのではないだろうか。
職業別にみると、有職者では1位「金融・資産運用」(37.6%)、2位「資格試験対策」(25.5%)、専業主婦・主夫では1位「家事・料理」(38.5%)、2位「金融・資産運用」(36.9%)、学生では1位「金融・資産運用」(34.4%)、2位「仕事術・ビジネススキル」(27.9%)となった。イマドキの学生の多くは、社会人となる前から貯蓄や金融投資に高い関心を持ち、仕事における効率性や実践力の向上に高いモチベーションを持っているようだ。
“2月17日は「電子書籍の日」自己投資と電子書籍に関する調査2022″より一部抜粋