『イード・アワード2014 ネットスーパー』発表、お母さん満足度1位のネットスーパーは?
2014年9月8日 13時17分更新
株式会社イードの教育情報サイト「リセマム」はネットスーパーの顧客満足度調査を実施し、「イード・アワード2014 ネットスーパー」を発表した。
調査はネットスーパーを月に1回以上利用する、未成年の子どもがいる母親を対象とし、スーパー系・食材宅配系のネットスーパーの「品揃え」「価格」「送料」「鮮度」「配達」「買い物のしやすさ」の満足度および「総合満足度」を5段階で評価した。調査期間は2014年8月5日(火)から8月18日(月)まで。Web上で実施され、有効回答数は1,722票。その結果からスーパー系・食材宅配系別に「総合満足度」最優秀賞を決定。また評価項目から「品揃えの満足度」「価格の満足度」「送料の満足度」「鮮度の満足度」「配達の満足度」「買い物のしやすさの満足度」の各部門賞を設けている。
スーパー系では「SEIYUドットコム」が最優秀賞を受賞した。また「価格の満足度」「送料の満足度」「買い物のしやすさ」で部門賞を獲得し、大きく評価されている。「品揃えの満足度」「鮮度の満足度」「配達の満足度」の部門賞は「イトーヨーカドーのネットスーパー アイワイネット」がを獲得した。
食材宅配系では「コープみらい」が最優秀賞を受賞。「品揃えの満足度」「価格の満足度」「買い物のしやすさ」の部門賞も獲得した。「送料の満足度」は「ローソンフレッシュ」、「鮮度の満足度」は「生活クラブ」、「配達の満足度」は「Oisix (おいしっくす)」がそれぞれ部門賞を獲得している。
また満足度と同時に「ネットスーパーを使い始めた理由」も調査しており、妊娠や出産がきっかけとする回答が目立つ結果が出ている。水やお米などの重いものを運んでもらえる、時間を気にせず注文できる、買い物の時間を節約できること等も利用の動機として多く挙げられたという。
ネットスーパーは年々売上が拡大しており、実店舗と連携することによって更に利便性も向上してきている。一方で過疎化などによって買い物難民と呼ばれる人々が増えてきており、その解決策の1つとしてネットスーパーは注目もされている。現状では採算性の問題等もあるが、将来的には「ネットスーパーを使い始めた理由」にもあるように、困ったときに使える生活インフラとして機能できる存在になるよう期待したい。