一番好きな100円ショップのTOPは「ダイソー」

2023年3月23日 11時11分更新


 line株式会社が運営する「lineリサーチ」は、日本全国の男女を対象とした、100円ショップのチェーン店の中から一番好きなお店についての調査結果を公表した。

1.好きな100円ショップのチェーン店、男女ともに「ダイソー(DAISO)」がTOP

普段100円ショップのチェーン店に行くかどうか、行く人には代表的な100円ショップのチェーン店の中で、一番好きなチェーン店を聞きいた。

「100円ショップには行かない」という人の割合は全体で3%にとどまり、ほとんどの人は100円ショップを利用していることがわかる。
一番好きな100円ショップのチェーン店では、「ダイソー(DAISO)」が6割近くで全体TOPに。国内に4,000店舗以上、海外に2,200店舗以上を展開(2022年2月末現在)する大手チェーン店で、品揃えが豊富で幅広いジャンルの商品を取り扱っている。

2位は「セリア(Seria)」で3割超。1,800店舗以上を国内に展開(2022年3月末現在)しており、カフェや雑貨屋のような雰囲気の、おしゃれなアイテムを多く扱うチェーン店。
続く3位には「キャンドゥ(Can Do)」がランクイン。国内に1,200店舗以上を展開(2023年2月末現在)しており、食品や生活雑貨などが充実している。

男女別でも、男女ともにTOP3は同じ順位となった。全体TOPの「ダイソー」は、男女ともに高い割合だが、男性のほうが高くなっている。男性でみると、すべての年代で「ダイソー」は6割超の高い割合となり、特に40~60代で7割前後に。60代男性においては7割超ともっとも高くなった。

「セリア」は男女で差がみられ、女性のほうが圧倒的に高い割合だ。女性でみると、すべての年代で3割超の高い割合となっており、特に30~50代女性では4割超に。40代女性では、「ダイソー」と僅差で「セリア」が1位となっていた。

グラフにはないが、エリア別にみてもすべてのエリアで「ダイソー」が1位だった。特に高いエリアは、中国、四国、九州・沖縄地方で6割超となった。

2.一番好きな100円ショップのチェーン店TOP3を好きな理由は?

一番好きと回答した100円ショップのチェーン店について、それぞれ好きな理由を聞いた。

全体TOPの「ダイソー」を好きな理由の1位は、「品揃えが多い」で5割超の高い割合を占めた。「ダイソー」の商品は、生活必需品から趣味嗜好品まで幅広く約76,000アイテムと豊富にある。さらに、毎月1,000アイテム以上の新商品を開発しているという点も、品揃えの豊富さにつながっていそうだ。

2位は、4割超で「アクセスがいい」。国内・海外合わせて6,200店舗以上あり、買いやすい場所にお店があるというところも人気の理由となっている。豊富な品揃えに加え、「便利グッズ・アイデアグッズが充実」も人気の理由で、3位にランクインした。

全体2位の「セリア」を好きな理由として、「商品のデザインがいい」が6割強の高い割合で1位に。女性で好きな人の割合が高かった「セリア」だが、「Seriaでつくるマイライフ」として、北欧風のキッズルームや料理がはかどるキッチン、おうちネイルサロンなど、特に女性に喜ばれそうな切り口でアイテムを紹介している。

2位以降は「アクセスがいい」「品揃えが多い」「店内がきれい」「インテリア雑貨が充実」が2割台で続いた。特に「店内がきれい」「インテリア雑貨が充実」は、他のチェーン店よりも高い割合だった。また、ランキング外だが「お店に入りやすい、店の雰囲気がいい」もやや高い割合だった。

全体3位の「キャンドゥ」を好きな理由1位は、「アクセスがいい」で4割超。大型の総合スーパーや小型の食品スーパー等、さまざまな店舗に出店している「キャンドゥ」だが、2021年にイオングループとなったことで、よりアクセスがしやすくなりそうだ。

そのほか、全体4位の「ローソンストア100」では、「食料品が充実」「商品のお得感、値ごろ感がある」の割合が3割超で高くなっていた。また、「朝早く・夜遅い時間まで営業している」「支払方法が充実」といった、利便性に関連した理由も他と比べて高い割合だった。

・出典:LINEリサーチ(https://research-platform.line.me/archives/42129565.html)

【調査について】
LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国の15歳~64歳の男女
実施時期:2023年2月17日~2023年2月18日
有効回収数:5247サンプル
※性別年代構成比を市場にあわせてウェイトバック
※表/グラフ中の数字は小数第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならなかったり、同じパーセンテージでも見え方が異なったりする場合があります

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