100円ショップでよく買うもの、「文房具・事務用品」が1位

2022年5月24日 11時40分更新


LINE株式会社が運営する「LINEリサーチ」は、100円ショップに行く頻度やよく買うものについて調査結果を発表した。

■全体で8割弱が月に1日以上、100円ショップに行っている

商品の購入に関わらず、ふだん100円ショップに行くか、またどのくらいの頻度で行くかの結果は、全体で「週に1日以上」が2割超、「月に2~3日」が3割超、「月に1日」が2割、「2~3か月に1日以下」が2割弱となった。全体で8割弱の人は【月に1日以上】100円ショップに行っていることが判明した。

年代別では、全体でもっとも割合が高い「月に2~3日」では、30代以上の割合が高く、40代が最も高く38%となった。また、30代以上では【月に1日以上】行く人の割合が8割前後と10~20代と比較し高かった。

「週に1日以上」行くという人は、30代以上で24~25%と高めの傾向。「月に1日」という人は、年代差は見られず全ての年代で2割前後となっている。

男女別では、【月に1日以上】行く人は女性が85%、男性が71%で、女性のほうが高い割合となっており、特に「週に1日以上」「月に2~3日」で割合が高くなっていた。

一方、「まったく行かない」という人は全体で3%と少数派。「まったく行かない」と答えた人の割合は男性の方が高く、10代男性では1割超だった。

■100円ショップでよく買うものは?すべての年代で「文房具・事務用品」がTOP

普段100円ショップに行く人が「よく購入する商品」の種類は、全体で「文房具・事務用品」が約5割でTOPに。全ての年代でも1位となり、特に50~60代で6割弱と高い割合となった。
全体2位以降は、「キッチン用品・調理器具」「収納・小分け用品」が4割弱で続いた。

年代別にみると、2位以降は順位に差がみられた。10~30代の2位は「収納・小分け用品」。40~60代では「キッチン用品・調理器具」が2位にランクインし、特に40~60代の女性で6割超と高い割合だった。

10代では「美容・コスメ用品」が3位にランクインしており、特に10代女性では4割弱となった。
30代では「おもちゃ・パーティーグッズ」が9位にランクイン、60代では「園芸・ガーデニング用品」が9位に入った。過去の調査(https://research-platform.line.me/archives/40075014.html)で、60代では自宅で植物を育てたり花を飾ったりする人の割合が高いと事もわかっている。

男女別にみると、100円ショップに行く頻度が高い女性では、全体的にほとんどの項目において割合が高めになっている。家事に使う「キッチン用品・調理器具」「掃除・洗たく用品」「収納・小分け用品」といった日用品は女性の割合が高かった。
また、「美容・コスメ用品」「ギフト用品(包装紙、袋など)」「ハンドメイド用品(手芸・クラフト用品など)」も女性のほうが割合が高く、「ギフト用品」は10代女性で特に高く3割弱だった。

一方、男性のほうが高い割合だったのは「電気小物(乾電池、延長コードなど)」「パソコン・スマホ関連用品」「工具」。「電気小物」は、特に50代男性で高い割合だった。

【調査について】
LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国の15歳~64歳の男女
実施時期:2022年4月7日~2022年4月11日
有効回収数:5254サンプル
※性別年代構成比を市場にあわせてウェイトバック
※表/グラフ中の数字は小数第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならなかったり、同じパーセンテージでも見え方が異なったりする場合があります

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