ビール類の購買ランキング1位は「スーパードライ」CCCマーケティング

2022年3月24日 10時00分更新


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 CCCマーケティング株式会社は、7,000万人を超えるT会員の購買データをもとに、1歳刻みで性年齢別の購買傾向を読み解いた「1歳刻み!7,000万人の購買商品ランキング」調査を実施した。

調査概要
対象:20~69歳の男女
期間:2021年1月1日~2021年12月31日

1年間に購買した「ビール類」カテゴリーから、購買商品ランキングの結果を発表。

 ・【男女総合・購買ランキングTOP3】「スーパードライ」「金麦」「スタイルフリー」
 ・【レギュラービール・購買ランキング】「黒ラベル」が22~25歳で2位にランクイン
 ・【機能性ビール・購買ランキング】30代~の健康意識で機能性ビールがランクアップ
 ・【プレミアム系ジャンル・購買ランキング】20・30代の若年層に人気

【男女総合・購買ランキング】ビールの総合ランキング(TOP30)

「ビール」カテゴリーにおける男女総合の購買ランキングは、1位はアサヒビール「スーパードライ」だった。全年齢で1位にランクインしていることから、不動の一番人気といえそうだ。2位はサントリー「金麦」、3位はアサヒビール「スタイルフリー」と続き、総合ランキングTOP3はビール、発泡酒、新ジャンルそれぞれから1ブランドずつランクインする結果となった。また、3~6位までは新ジャンルがランクインしていた。ビールよりもお手頃価格でありながら味に遜色はなく、高アルコールやカロリーオフなど、嗜好に合わせて商品が選べるのが人気の理由と予想できる。

次は「レギュラービール」「機能性ビール」「プレミアム系」「飲みごたえ系発泡酒・新ジャンル」の4つのジャンルの中から、「レギュラービール」「機能性ビール」「プレミアム系」の3つを紹介する。

【レギュラービールジャンル・年齢別購買ランキング】レギュラービールの若者人気は「ブランドへの共感」がカギ?

※縦軸がランキング、横軸が年齢のグラフ

レギュラービールの年齢別購買ランキングは先述した通り、不動の人気を誇るアサヒビール「スーパードライ」が全年齢で1位に選ばれている。その他、麒麟麦酒「一番搾り」は年齢に応じてランキングが若干上昇する。メインターゲットを40~50代に設定していることが関係していそうだ。

一方、サッポロビール「黒ラベル」や、アサヒビール「アサヒ生ビール」は20代に人気があり、年齢が上がるとランキングは下降。「黒ラベル」と「アサヒ生ビール」は、どちらもビールに多い「キレ・コク」などの機能の価値訴求ではなく、ブランドイメージを浸透させるアプローチをしている特徴がある。

サッポロビール「黒ラベル」は、大人エレベーターシリーズのTVCMが人気で、CMの中ではビールについて一言も語られておらず、美味しさや味の訴求が多い他社のCMとは異なるアプローチが印象的で、22~25歳では2位にランクインしている。

また、アサヒビール「アサヒ生ビール」についても同じように、商品誕生のストーリーを大切にした見せ方をしている。こういったブランドイメージづくりが手軽な上質さを求める若者にフィットし、ブランドに共感した若者が購入している可能性がある。

【機能性ビールジャンル・年齢別購買ランキング】30代からの健康意識で機能性ビールがランクアップ

続いて、機能性ビールジャンルの年齢別購買ランキングについて、麒麟麦酒「淡麗グリーンラベル」、麒麟麦酒「一番搾り 糖質ゼロ」、サントリー「金麦(糖質75%off)」の3種に焦点を当て、読み解く。糖質を抑えたり、ゼロにした機能性ビールは、各企業から出ており、どれも30代にかけてランキングが上昇。健康を意識し始めるタイミングで、通常のビールからスイッチする方も多い可能性が伺える。

また、機能性ビールジャンルの購買には、男女でランキングに大きく差が出る結果となった。

上記は、例としてサントリー「金麦(糖質75%off)」の年齢別ランキングを男女別に表したもの。男女で比較すると、全年齢で女性のほうがランキング上位であることがわかる。他のブランドにおいても、差が大きいものと小さいものがあるが、ほとんどが男性よりも女性に人気の結果となった。女性のほうがより健康に気を使っている方が多い可能性が伺えた。

【プレミアム系ジャンル・年齢別購買ランキング】若年層に広がるプレミアム系ビール


続いて、通常の商品よりもこだわった原料や製法により、プレミアム系に分類される高級志向なプレミアムビールのブランドの年齢別購買ランキングを読み解く。年齢別購買ランキングの推移を見てみると、意外にも生活に比較的余裕のある高年齢層からではなく、20・30代の若年層に人気が高いことがわかった。

サントリー「プレミアムモルツ」では、プレミアム系のビールが持つ「敷居が高いビール」というイメージを払拭し、親近感のある「自分へのご褒美」というイメージ浸透を図ったマーケティングを行っているのが特徴。こういったマーケティングの効果が表れている可能性が読み解ける。

商品の特性によって性別や年齢による違いが明らかに!
同じビール類の商品を比較してみても、年齢や性別によって選ぶブランドには大きな違いがあることが分かった。20代から30代に変わるタイミングで健康を意識する方が増え、選ぶブランドも変化していることなどから、1歳刻みで人気ランキングを見ることによりマーケティングのヒントが見つかった。

<調査データ概要>
期間:2021年1月1日~2021年12月31日
抽出元:多種多様なTポイント提携先の購買データ
対象者:全国・20~69歳の男女(満年齢基準日:2021年4月1日)
<出典>
CCCマーケティング株式会社
23歳の1位は「スーパードライ」2位は「黒ラベル」!ビール類の1歳刻みランキング!

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