【2024年上半期 読書トレンド】人気本ランキングTOP10発表
2024年7月24日 11時45分更新
2024年上半期人気の本ランキングTOP10
(TOP5までを紹介)
・5位 神さまとのおしゃべり -あなたの常識は、誰かの非常識- (著:さとう みつろう) ・・・26冊
ダメダメサラリーマンのみつろうが、おしゃべりな神さまと出会い、神さまによる「幸せになれる授業」を受ける物語。この実用エンタメ小説は、人間関係、お金、仕事、恋愛など、読む人の人生観を180°変える内容で、幸せをいつもと違う視点で見つめ直すことができる作品だ。
・4位 告白 (著:湊 かなえ) ・・・33冊
愛美がクラスメートによって殺害されたという女性教師の告白から始まる衝撃的な物語。語り手が「級友」「犯人」「犯人の家族」と変わりながら、事件の全貌が明らかになっていく。湊かなえさんのデビュー作で、心をえぐるような後味の悪さで知られるイヤミス作品。
・3位 マスカレード・ホテル (著:東野 圭吾) ・・・38冊
都内で起きた連続殺人事件の次の犯行場所が一流ホテル「コルテシア東京」と判明。若き刑事・新田浩介はフロントスタッフに扮して潜入捜査を行い、優秀なフロントクラーク山岸尚美と共に事件の真相に迫る。衝突を乗り越えながら信頼を築く2人は、ホテル内での不審な出来事と対峙し、次の犯行を阻止しようと奮闘する。物語に引き込まれる没入感を味わえる作品。
・2位 白夜行 (著:東野 圭吾) ・・・39冊
1973年、大阪の廃墟ビルで質屋の男が殺され、事件は迷宮入りする。被害者の息子・桐原亮司と「容疑者」の娘・西本雪穂は別々の道を歩むが、彼らの周囲には犯罪の影が絶えない。証拠はなく、19年の歳月が流れ…。読み進めると、何とも言えない切なさを感じる部分もあるものの、しばらくするとまた再読したくなる作品。
・1位 イニシエーション・ラブ (著:乾 くるみ) ・・・47冊
1980年代の静岡を舞台に、大学生の「僕」と恋人「マユ」の遠距離恋愛が描かれる。二人は合コンで出会い、関係は順調に進むが、遠距離や価値観の違いから次第にズレが生じる。物語は「Side-A」と「Side-B」に分かれ、最後には驚くべき結末が待っている。恋の甘さと苦さ、そして驚きの展開が魅力の小説。
TOP10の詳細は以下のリンクを参照して下さい。
https://www.booksupply.jp/news/37701
調査概要
・調査期間 2024年1月1日(月)~6月30日(日)
・調査方法 ブックサプライ独自の公式販売システムより本の販売冊数を計算
・調査対象 ブックサプライのネット通販店舗などを利用し購入していただいたお客様の販売冊数よりTOP10を算出