帝国ホテル 阪急電鉄 楽天カード14年連続1位

2022年12月23日 09時00分更新


 サービス産業生産性協議会はJCSI(日本版顧客満足度指数)第4回調査として、7業種(シティホテル、ビジネスホテル、近郊鉄道、生命保険、損害保険、クレジットカード、映画館)の顧客満足度を発表した。

■2022年度JCSI(日本版顧客満足度指数)第4回調査結果 顧客満足スコア

【シティホテル】

帝国ホテル 82.3
シティホテル業種は、2020年度以降、スコアが低下している。順位は1位帝国ホテル、2位ホテル日航、3位リーガロイヤルホテルとなった。
帝国ホテルは14年連続1位となった。帝国ホテルは、2020年度以降スコアが低下。 ホテル日航は、2020年度から2021年度にかけてスコアが横ばいだったが、2022年度はスコアが上昇した。リーガロイヤルホテルは、2019年度以降スコアが低下していいる。

【ビジネスホテル】

ドーミーイン 81.9
ビジネスホテル業種は、2019年度から2021年度にかけてスコアが上昇したが、2022年度は低下している。順位は1位ドーミーイン、2位リッチモンドホテル、3位スーパーホテルとなった。
ドーミーインは3年連続1位となった。ドーミーインとリッチモンドホテルは、2019年度から2021年度にかけてスコアが上昇したが、2022年度は低下している。スーパーホテルは、2019年度から2021年度にかけてスコアが上昇したが、2022年度は横ばいとなっている。2020年度は、コロナ禍の影響を考慮し、調査を実施しなかった。

【近郊鉄道】

阪急電鉄 76.1
近郊鉄道業種は、2020年度以降スコアが低下している。順位は、1位阪急電鉄、2位東急電鉄、3位京王電鉄となった。
阪急電鉄は、14年連続1位となった。阪急電鉄と東急電鉄、京阪電車は、2020年度以降、スコアが低下している。京王電鉄と阪神電車は2020年度から2021年度にかけてスコアが低下したが、2022年度はスコアが上昇した。

【生命保険】

コープ共済 82.3
生命保険業種は、2020年度以降スコアが低下している。順位は、1位コープ共済、2位都道府県民共済、3位こくみん共済 coop<全労済>、ソニー生命となった。
コープ共済は2年連続1位となった。コープ共済は、2020年度から2021年度にかけてスコアが低下したが、2022年度は上昇した。都道府県民共済は、2020年度以降、スコアが低下している。こくみん共済 coop<全労済>は2019年度以降、スコアが低下している。ソニー生命は、2020年度から2021年度にかけてスコアが横ばいだったが、2022年度は低下した。

【損害保険】

ソニー損保(自動車保険) 75.5
損害保険業種は、2020年度以降スコアが低下している。順位は1位【自】ソニー損保、2位【自】SBI損保、3位【自】三井ダイレクトとなった。【自】ソニー損保は3年連続1位となった。
【自】ソニー損保は、3年連続1位となった。【自】ソニー損保、【自】SBI損保は、2020年度以降、スコアが低下している。【自】三井ダイレクトは2020年度から2021年度にかけてスコアが低下したが、2022年度は横ばいとなった。

【クレジットカード】

楽天カード 72.7
クレジットカード業種は、2020年度以降スコアが低下している。順位は、1位楽天カード、2位JCBカード、3位エポスカードとなった。
楽天カードは、14年連続1位となった。楽天カードは、2020年度から2021年度にかけてスコアが低下したが、2022年度は横ばいとなった。JCBカードは、2020年度から2021年度にかけてスコアが低下したが、2022年度はスコアが上昇した。エポスカードは、今年度初めて調査した。

【映画館】

イオンシネマ 77.4
映画館業種は、2022年度はスコアが低下した。順位は、1位イオンシネマ、2位109シネマズ、3位ユナイテッド・シネマ(シネプレックス)となった。
イオンシネマは初の1位となった。

■JCSI調査の概要
1.調査対象:89企業・ブランド
https://www.jpc-net.jp/research/detail/006166.html
*「選定条件」は、年度により異なる場合があります。(詳細は、HP等で過去の調査結果一覧をご確認下さい。)

2.調査期間:2022年10月11日~11月2日
3.調査方法:インターネット・モニターを用いた調査 (2段階にて回答を依頼)
(1)1次回答:調査会社のモニターを用いて、性別・年代別・地域別の人口構成に配慮した形で利用経験の有無についての回答を依頼し、今回は約18万人より回答を得ています。
(2)2次回答:1次回答が各対象の選定条件に当てはまる回答者約400人に、サービスに関する具体的な評価についての回答を依頼しました。
回答依頼は回答者1人につき1企業・ブランドのみです。
順位に含めた企業・ブランドは300人以上の回答を確保しています。

4.回答者数:26,608人(順位に含む75企業・ブランドの回答者は、23,531人)
5.質問数:約110問
6.指数化の方法:
顧客満足を構成する設問は以下の3問で構成されています。各設問が10点満点で、その回答から100点満点になるように算出されます。複数の設問を「すべてを満点とした」場合は100点、「すべてを最低点とした」場合は0点となります。
※各企業・ブランドの回答者の点数の平均値をランキングにしています。平均値は小数第2位を四捨五入しており、同値の場合、ランキングで同順位としています。

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