【CCCマーケティング総研】スポーツ生活様式の調査
2022年5月11日 12時56分更新
CCCマーケティング株式会社にて、『生活者の皆さまと共に歩み、共に考えるシンクタンク』として生活者の意識把握に努めるCCCマーケティング総合研究所は、2022年4月7日(木)~13日(水)に「スポーツに関する調査」を実施し、その結果を発表した。
本調査は、新型コロナウイルス感染症の影響でスポーツを実施する環境が大きく変わる中で、生活者の皆さまのスポーツ・運動を行う頻度や意識にも変化が現れたのかを把握するために実施しており、2021年に続く2回目の調査となる。今回の調査では、自ら行うスポーツのほか、スポーツ観戦・視聴についても質問をした。調査は全国の16歳~79歳のT会員男女を対象とし、2,629名からの回答を得た。
<調査結果概要>
- 1年前と比べスポーツの実施率が上昇、スポーツをする日数も増加傾向
- 今シーズンの会場観戦意向は「野球」が17.1%でトップ
- 「モータースポーツ」の視聴意向者では「有料でも視聴する」方が39.5%
- スポーツの実施率が上昇、スポーツをする日数も増加傾向
図1はスポーツの実施状況。今年(2022年)と1年前の調査でのスポーツ・運動の実施率を比較してみたところ、年1日以上の実施率(「わからない」を除く)は、全体では51.9%から58.3%に上昇し、頻度別に見てみると、頻度が高い「週5日以上」~「週1日以上」の回答者が増加している。1年前よりもスポーツをする人が増加していて、スポーツをする日数も増加傾向ということがわかる。
- 会場観戦意向では「野球」、有料視聴意向は「モータースポーツ」がトップ
図2はスポーツの観戦や視聴意向のランキング。今シーズン「会場・現地で観戦したいスポーツ」では、「野球」が17.1%でトップとなり、2番目に多かった「サッカー」とは10ポイント近くの差がある。「会場・現地で観戦したいスポーツ」と「テレビ番組・動画配信で視聴したいスポーツ」では、どちらも「野球」「サッカー」「フィギュアスケート」がトップ3であった。
各種目のテレビ番組・動画配信での視聴意向者のうち、有料であっても視聴したいどうか尋ねたところ、「モータースポーツ」の視聴意向者の39.5%が「有料でも視聴したい」と回答している。「ゴルフ」「自転車」「サッカー」「バスケットボール」「テニス」も同様に2割以上の方が回答しており、現地観戦やテレビ番組・動画視聴意向のランキングとは異なる種目が上位となっている。
調査では、今シーズン注目しているスポーツやチーム、選手を自由に記述できる形式をとった。種目は「野球」が突出しており、メジャーリーグで活躍する大谷翔平選手という回答が多かったほか、北海道日本ハムファイターズを挙げた方は監督への期待を多くコメントされていた。「サッカー」は、Jリーグの各チームの回答が見られたが、今年予定されているワールドカップが楽しみという回答も目立った。「注目する選手」では、大谷選手や羽生結弦選手(フィギュアスケート)といった世界で活躍する選手を中心に名前が挙がった。
「スポーツに関する調査」では他にも「現在実施しているスポーツの種目」「この1年で観戦・視聴した中でおもしろかったスポーツ」等を調査している。詳細は下記のホームページから。
- 本調査詳細データのご案内
CCCマーケティング総研では、本調査の詳細をご紹介するコラムをホームページで公開している。また、集計表を販売している。詳しくは下記ページから。
【https://thinktank.cccmk.co.jp/column-48】
■調査データ概要
スポーツに関する調査(2022年4月)
調査地域 :全国
調査対象者:16~79歳のT会員男女
集計サンプル数:2,629サンプル
調査期間 :2022年4月7日(木)~2022年4月13日(水)
実査機関 :CCCマーケティング株式会社
■CCCマーケティング総合研究所の概要
名称:CCCマーケティング総合研究所(CCCマーケティング総研)
URL:https://www.cccmk.co.jp/thinktanks
設立:2020年7月21日
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