日米の中古端末に期待することの上位、「きれいにクリーニングされている」が共通

2020年5月26日 11時43分更新


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 MMD研究所は、情報流通支援サービスの株式会社オークネットが運営するオークネット総合研究所と共同で、2020年3月19日~3月20日に「2020年日本とアメリカにおけるスマートフォン中古端末市場調査」を実施した。対象者は日本在住の15歳~69歳の男女1,013人とアメリカ在住15歳~69歳の男女1,119人。全2回の調査リリースを予定、第1弾は日米モバイル端末の利用状況を、第2弾は日米の意識の違いにフォーカスを当てて報告するとのこと。

■ 日本の中古端末購入率6.1%、2019年より1.2ポイント増

 日本在住の15歳~69歳の男女(n=1,013)とアメリカ在住15歳~69歳の男女(n=1,119)に対して、現在メイン利用している携帯電話端末を聞いたところ、日本のスマートフォン利用率は87.4%、アメリカのスマートフォン利用率は94.9%となり、その差は7.5ポイントとなった。

 スマートフォン・携帯電話を所有している日本在住の15歳~69歳の男女(n=980)とアメリカ在住15歳~69歳の男女(n=1,092)に対して、現在利用している端末の購入・入手方法を聞いたところ、「新品の端末を購入した」という割合は、日本で91.0%、アメリカでは79.9%であった。中古端末(修理・整備された中古端末を含む)の購入割合は、日本は6.1%、アメリカは10.4%となった。また、日本の中古端末割合に関しては、2016年4月に行った調査の1.8%から4.3ポイントアップするという結果になった。

■ 利用していた端末の処分理由、日本は「きちんとデータが消去されて安心だと思ったから」が63.6%で2019年より3.1ポイント増

 スマートフォン・携帯電話を所有している日本在住の15歳~69歳の男女(n=980)に以前利用していた端末の処分方法について聞いたところ、「自宅保管」が最も多く60.0%、「キャリア下取り」が20.7%、「中古買取店へ売却」が5.6%となった。2019年3月の同様の調査と比較すると、「キャリアの下取り」は1.6ポイント増、「廃棄業者で処分した」が1.0ポイント増となった。

 同様の質問をアメリカ在住15歳~69歳の男女(n=1,092)に対して行ったところ、「自宅保管」が最も多く47.7%、次いで「キャリア下取り」が19.0%、「家族・友人に譲った」が11.6%と日本より多く9.6ポイントの差があった。

 続いて、以前利用していた携帯電話・スマートフォン端末を売却したと回答した日本の男女(n=269)とアメリカ在住の男女(n=276)に端末の処分理由について「処分した際に得られる金額が高いから」「処分が簡単だから」「きちんとデータが消去されて安心だと思ったから」の3つの理由があてはまるかを5段階にわけて聞いたところ、あてはまる、ややあてはまるを合わせると、日本では「処分した際に得られる金額が高いから」が58.7%、アメリカは41.3%となり、「処分が簡単だから」は日本は75.5%、アメリカは71.7%、「きちんとデータが消去されて安心だと思ったから」は日本では63.6%、アメリカでは77.2%となった。

■ 中古端末に期待することの上位、日本は「しっかり動作確認されている、きれいにクリーニングされている、バッテリーの消耗具合がわかる」、アメリカは「購入後すぐ使える、きれいにクリーニングされている、修理・修繕されている」と日米で差

 日本在住の15歳~69歳の男女(n=1,013)とアメリカ在住15歳~69歳の男女(n=1,119)に、スマートフォン・携帯電話の中古端末に期待することを聞いたところ、日本で最も多い回答は「しっかり動作確認されている」が30.4%と最も多く、次いで「きれいにクリーニングされている」が24.9%、「バッテリーの消耗具合がわかる」が21.6%となった。
 アメリカで最も多かった回答は「購入後すぐ使える」が40.4%と最も多く、次いで「きれいにクリーニングされている」が36.5%、「修理・修繕されている」が29.2%となった。
 「中古端末に期待することはない」という回答は日本では25.9%、アメリカでは6.3%となり日米での中古に対する期待度が19.6ポイント差があることがわかった。

■ 中古端末購入者の購入理由の上位、日米ともに「新品より価格が安い、SIMフリー端末が欲しかったから」

 中古端末を購入したと回答した日本在住の15歳~69歳の男女(n=60)に中古端末を購入した理由を聞いたところ、日本では「新品より価格が安いから」が33.3%と最も多く、次いで「SIMフリー端末が欲しかったから」が13.3%となり、2019年3月の同様の調査と比較すると「SIMフリー端末が欲しかったから」が5.1%から13.3%と8.2ポイント増えていることがわかった。

 同様の質問をアメリカ在住の男女(n=114)に対して行ったところ、一方アメリカでは「新品より価格が安いから」が27.2%と最も多く、次いで「SIMフリー端末が欲しかったから」が14.0%、「格安SIMでキャリアの最新端末を使いたいから」が11.4%となり日米で中古端末購入に対する理由が異なることがわかった。

■ 調査概要
【第1弾】2020年日本とアメリカにおけるスマートフォン中古端末市場調査
・ 調査期間:2020年3月19日~3月20日
・ 調査方法:インターネット調査
・ 設問数 :25問(今回調査した全2回分の設問)
<日本>
・ 有効回答:1,013人
・ 日本調査対象:15歳から69歳の男女
<アメリカ>
・ 有効回答:1,119人
・ アメリカ調査対象:15歳から69歳の男女
 
  
 
 
 
 

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