「価格.com自動車保険満足度ランキング2020」、総合満足度第1位は「ソニー損害保険」
2020年2月3日 10時00分更新
カカクコムが運営する購買支援サイト「価格.com」は、サイト利用者へのアンケート調査をもとに、ユーザー満足度の高い自動車保険商品を部門別に選出する「価格.com 自動車保険満足度ランキング2020」を1月30日に発表した。
総合満足度の1位は、ここ数年、セゾン自動車火災保険とSBI損害保険が交互に獲得してきたが、今回はソニー損害保険が奪取した。なお、過去3年間、ソニー損害保険は総合満足度で4位以内には入っており、従来から安定して一定以上の高い評価を得てきていた。今回1位を獲得した主な要因は、「補償内容」と「顧客対応」の領域で1位になっていること、および、「保険料」の領域でも3位と高い満足度を得ていることがあげられる。
2位はイーデザイン損害保険で、昨年の4位以下から順位を上げた。そして3位はセゾン自動車火災保険で、昨年の1位からふたつ順位を下げた。
上位3社は、昨年同様いずれも「ダイレクト系」損保が占めている。上位10社の中でも「ダイレクト系」損保が昨年同様7社を占め、「代理店系」損保は3社にとどまっている。総合満足度評価では、「ダイレクト系」損保の圧倒的な強さが定着していることがわかる。
自動車保険は、保険期間が1年のものが一般的であるため、他の商品に切り替えやすいという特徴を持っている。そのため、自動車を購入した時に、ディーラーや販売店から「代理店系」損保の自動車保険に加入した人の中には、その後、更新する際に、家計の節約のために、保険料が安く、インターネットを使って手軽に申し込み手続きができる「ダイレクト系」損保のものに切り替えようと考える人もいるだろう。