スマホユーザーの3割以上が「QR・バーコード決済」の利用経験あり!Eコマース&アプリコマース月次定点調査―ジャストシステム

2019年6月10日 11時56分更新


 株式会社ジャストシステムは、マーケティングリサーチに関する情報サイト「Marketing Research Camp」で、ネットリサーチサービス「Fastask」を利用して実施した『Eコマース&アプリコマース月次定点調査(2019年4月度)』の結果を発表した。同調査は、17歳~69歳の男女1,100名を対象にしている。

◆QR・バーコード決済、約4割が「大型イベント時」に的を絞って利用
 QR・バーコード決済を利用する人に、「〇〇%還元」や「〇億円還元」といった大型イベント時とそれ以外の利用頻度の違いについて聞くと、「大型イベント時以外はあまり利用しない」という人が44.2%※1と「大型イベント時以外でも日常的に利用する」という人の34.6%※2を上回った。また、「イベントに関わらず頻繁には利用しない」という人は16.7%だった。
※1「大型イベント時以外は利用しない」と「それ以外はあまり利用しない」の合計
※2「大型イベント時に利用頻度があがるが日常的に利用している」と「同じくらい日常的に利用している」の合計

大型イベントのみ

【調査概要】
調査期間:2019年4月26日~5月1日
調査対象:Fastaskのモニタのうち、17歳~69歳の男女1,100名
調査方法:セルフ型ネットリサーチ Fastaskでのアンケート調査
 
 調査担当者レビューとして、「最近は使えるお店も増えて、QR・バーコード決済の現場をよく見かけるようになりました。私はというとキャッシュバックキャンペーンで波に乗ろうと登録したものの、その後は実はあまり使っていません…。スマホを取り出し、ケースを開いて、ロックを解除し、アプリを起動し…。じゃあ財布を開いてチャリンの方が早い、なんて言ってたらいつまで経っても私のキャッシュレス化はすすみません。」とのこと。
 今後キャッシュレス決済を拡大する中で、大型キャンペーンを実施するだけでなく、もう少しユーザーに寄り添った工夫が必要になってくるようだ。
 

 

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