温泉大賞発表!草津温泉と別府温泉郷が首位を守る結果に。外国人観光客へのおすすめ旅館は「指宿白水館」
2019年3月13日 15時25分更新
ビッグローブ株式会社は、旅行比較サイト「BIGLOBE旅行」および、宿泊予約の無料アプリ「旅比較ねっと」において、みんなで選ぶ 第11回 温泉大賞の結果を発表した。同企画は、ユーザーの投票により東日本エリア、西日本エリアの人気の温泉地や宿泊施設を紹介するもの。さらに、今回から新設した「外国人観光客におすすめの旅館・ホテル」もあわせて発表した。
温泉地部門は、東は草津温泉(群馬県)が11年連続で横綱に輝く結果となった。一方、西の横綱は4年連続で別府温泉郷(大分県)となった。旅館・ホテル部門では、東は鬼怒川温泉 あさや(栃木県)が、昨年に続き首位の座を守り、西は杉乃井ホテル(大分県)が4年連続で横綱の座を守った。
今回新設した「外国人観光客におすすめの旅館・ホテル」では指宿白水館(鹿児島県)が1位となった。また、温泉地部門で今年順位が上昇したのは月岡温泉で、浴衣で街歩きを推奨していることなどが注目を集め、昨対比 約3倍の得票数を得て東日本の17位となった。旅館・ホテル部門では神戸みなと温泉 蓮(兵庫県)が、充実した施設や「ヘルスツーリズム認証」を取得したウォーキングプログラムなどの満足度が高く、一昨年の14位から昨年は8位、今年は5位(前頭)へと順位を伸ばしている。なお、旅館・ホテルにおいて近年人気の「20室以下のおすすめ宿」では、東は強羅 花扇(神奈川県・箱根強羅温泉)が、西は有馬山叢 御所別墅(兵庫県・有馬温泉)が1位となった。
同大賞の結果は、以下のとおり。
■温泉番付(温泉地部門)
別府温泉郷(大分県)は「街のあちこちから湯気が沸き風情がある」「温泉のバリエーションが豊富で観光地としても楽しめる」といった意見が集まった。また、草津温泉(群馬県)は、「湯畑や湯もみが非日常感を味わえる」「源泉や温泉街の雰囲気がよく、都内から高速バスも出ていてアクセスも便利」などと人気だった。
◇東 ◇西
■温泉番付(旅館・ホテル部門)
◇東
◇西
旅館・ホテル部門は、昨年に続き、東は鬼怒川温泉 あさや(栃木県・鬼怒川温泉)が、西は杉乃井ホテル(大分県・別府温泉郷)が横綱となった。あさやは、和洋中の約100種類のバイキングが人気を集めるとともに、「夜間の露天風呂は最高、星も綺麗に見え、自然も感じることができる素晴らしい」などの意見があった。一方、杉乃井ホテルは、別府湾を一望できる棚湯や、温水プール、質の高いバイキングが人気だった。
■温泉番付(外国人観光客におすすめの旅館・ホテル)
国内で実施した今回の投票で「外国人の旅行におすすめしたい」とされた宿泊施設をランキングにしたもの。1位に輝いたのは指宿白水館(鹿児島県)。「敷地内に砂蒸し風呂を併設しており、外国人の方でも楽しみやすい」というコメントが多く集まった。2位の神戸みなと温泉 蓮(兵庫県)は「最高の温泉を楽しみながら、これぞ神戸、という景色も満喫できる」との意見が多数だった。第一滝本館(北海道)は「露天風呂で飲み物が飲めるので、冬は雪見酒が出来て情緒ある」ことから、おすすめしたいとの意見があった。
■温泉番付(満足度1位)
泉質や料理など項目別の満足度ランキング部門では、神戸みなと温泉 蓮(兵庫県)が「コストパフォーマンス」で3年連続1位を獲得。それ以外の各賞は全て初受賞だった。飲泉、自家源泉かけ流しの秘湯観音温泉(静岡県)は、「なめらかな肌触りで、飲んで中から、入って外から綺麗になる」と泉質が高く評価されている。また、粋松亭(静岡県)は二面採光の客室が特長的なことから、「海が近く見晴らしが最高で、日本一の夕日も拝める粋な旅館」などの声が集まった。
【概要】
投票期間: 2018年12月3日~ 2019年2月13日
投票内容: 今まで訪れた中で一番良かった温泉地、温泉宿、その宿の満足度に関しての投票を実施
有効投票総数 : 48,795 票
ランキング結果を参考に、公園がちかくにある施設、ゆっくりのんびりできる施設、お料理が自慢の施設。春の家族旅行で行ってみてはどうだろうか。