ソフトバンクグループが4年連続で総合第1位に!「Gomez IRサイトランキング2016」発表
2016年12月6日 13時50分更新
モーニングスターは、「Gomez IRサイトランキング2016」を発表した。同社では国内の上場企業が提供する株主・投資家向け広報(IR)サイトの使いやすさや情報の充実度を評価することを目的として行っており、今回で10回目の発表となる。
「ウェブサイトの使いやすさ」「財務・決算情報の充実度」「企業・経営情報の充実度」「情報開示の積極性・先進性」の4つの切り口から、主要ユーザーである投資家の視点に基づいて設定した239の調査項目により同社アナリストが評価を行い、総合的に優れたIRサイトのランキングを決定する。
「Gomez IRサイトランキング2016」上位10社は、以下の通り。
総合第1位はソフトバンクグループが4年連続で獲得した。事業内容や戦略情報を豊富に掲載し、これらの情報を伝える手段として、表やグラフ、動画の活用など複数の方法で情報を提供し、利用者に理解をしてもらうことを主眼に置いた充実したウェブサイトになっている。また、PC、スマートフォン、タブレット端末とそれぞれのデバイスに応じた対応がされており、情報量もすべてのデバイスで同等のものを用意している点が高く評価された。
総合第2位はカプコン。財務情報が充実しており、決算説明会資料においては、動画コンテンツのほか、説明要旨付きのプレゼンテーション資料を用意するなど投資家へ向けた資料を豊富に提供している。また、ソーシャルメディア対応としてFacebook、Twitter、YouTubeでIR情報専用のアカウントを持ち、幅広い層の投資家に対し、積極的に情報を発信している。
総合第3位はコニカミノルタ。財務情報は、収益性・効率性・安全性の視点で詳細に分析されており、Excel形式でのダウンロードも可能で汎用性の高い情報を提供している。株式関連では、各格付機関の定義を記載した上で、これまで取得した格付の推移や外部からの評価を適切に開示しており、企業としての安心感の向上につながっている。
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