受賞作発表間近!一気読み必至の受賞作品がズラリ!芥川賞・直木賞受賞作 年代別ランキング
2016年7月14日 11時39分更新
書店サービス「honto (ホント)」を運営する大日本印刷 (DNP)とDNPグループの書店およびトゥ・ディファクトは共同で、hontoサービス実施店の丸善、ジュンク堂書店、文教堂とhonto.jp サイトで購入された書籍や電子書籍の販売データをもとに集計した「芥川賞・直木賞受賞作 年代別ランキング (集計ジャンル:全て、集計期間:2005年1月1日~2016年6月30日※)」を発表した。
※電子/通販の集計期間は、honto.jpがサービスを開始した2012年5月17日~2016年6月30日
7月19日(火)の第155回(2016年上半期)芥川賞、直木賞の発表の前に、1990年代、2000年代、2010年代それぞれに発表された作品の売上ランキングは、以下の通り。
1990年代受賞作品編
【芥川賞】
第1位:『妊娠カレンダー』 第104回(1990年下半期)
著者の代表作『博士の愛した数式』とは真逆の悪意を描写。
著者:小川 洋子
第2位: 『蛇を踏む』川上 弘美/第115回(1996年上半期)
第3位: 『海峡の光』辻 仁成/第116回(1996年下半期)
【直木賞】
第1位:『理由』 第120回(1998年下半期)
ファンタジーとリアリズムの双方を描ける著者のリアリズムの集大成作。
著者:宮部 みゆき
第2位:『マークスの山』高村 薫/第109回(1993年上半期)
第3位:『柔らかな頬』桐野 夏生/第121回(1999年上半期)
2000年代受賞作品編
【芥川賞】
第1位:『蹴りたい背中』 第130回(2003年下半期)
同時受賞した金原ひとみと共に受賞者最年少記録を更新し、若手女流作家として一躍注目を浴びミリオンセラーを達成。
著者:綿矢 りさ
第2位:『乳と卵』川上 未映子/第138回(2007年下半期)
第3位:『パーク・ライフ』吉田 修一/第127回(2002年上半期)
【直木賞】
第1位:『容疑者Xの献身』 第134回(2005年下半期)
映画で福山雅治が湯川博士役を演じたガリレオシリーズ原作。
著者:東野 圭吾
第2位:『まほろ駅前多田便利軒』三浦 しをん/第135回(2006年上半期)
第3位:『悼む人』天童 荒太/第140回(2008年下半期)
2010年代受賞作品編
【芥川賞】
第1位:『火花』 第153回(2015年上半期)
芸人・又吉から作家・又吉になった1冊。
著者:又吉 直樹
第2位:『共喰い』田中 慎弥/第146回(2011年下半期)
第3位:『苦役列車』西村 賢太/第144回(2010年下半期)
【直木賞】
第1位:『下町ロケット』 第145回(2011年上半期)
阿部寛主演でドラマ化された池井戸潤の勧善懲悪ビジネスシリーズ原作。
著者:池井戸 潤
第2位:『ホテルローヤル』桜木 紫乃/第149回(2013年上半期)
第3位:『蜩ノ記』葉室 麟/第146回(2011年下半期)
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