入社後にホッと安心。「新卒入社してよかった上場企業ランキング」をヴォーカーズが発表
2016年2月22日 12時24分更新
就職・転職のための企業リサーチサイトを運営するヴォーカーズは、「新卒入社して良かった上場企業ランキング」を発表した。
上位10社のランキング結果は以下の通り。
(左から順位、企業名、総合評価)
1位 三菱商事株式会社 3.90
2位 住友商事株式会社 3.84
3位 株式会社リクルートホールディングス 3.81
4位 アステラス製薬株式会社 3.81
5位 大阪ガス株式会社 3.80
6位 日本郵船株式会社 3.77
7位 株式会社コスモイニシア 3.75
8位 伊藤忠商事株式会社 3.71
9位 三井物産株式会社 3.71
10位 ユニ・チャーム株式会社 3.71
上場企業に就職した「新卒入社」社員による会社評価を基に集計したところ、1位は「三菱商事」、次いで「住友商事」「リクルートホールディングス」であることが分かった。総合商社はほかにも「伊藤忠商事」(8位)、「三井物産」(9位)、「丸紅」(17位)とトップ20に5社がランクインした。
サイトに寄せられたランクイン企業の社員口コミをみると「入社理由の妥当性」について「妥当であった」という答えが多かったという。学生側の就職活動における企業研究、企業側の真摯な情報発信、両者の「入社前と入社後のギャップ」をつくらない努力が高い満足度につながっているとのこと。
1位にランクインした「三菱商事」で働く男性(営業)からは、「入社時のイメージと実際の仕事はほぼ同じであった。ただ、多岐に渡る部門があるので、必ずしも希望の部署に配属とならない可能性もあり、この点は認識しておくべき」との口コミが寄せられている。
またランキング3位の「リクルートホールディングス」に男女平等との理由で入社した女性(営業)からは、「入社理由は妥当だと思う。ただし、男女平等ということは、女性だからといって特別視されるわけではなく、男性と同じように結果が求められる。時短などの制度はもちろんあるが、予想より短い時間の中で結果を出していくのは難しい。家庭を持ちながら仕事を続けるのはよほどのタフネスでないと厳しいと思う」といった声があがっている。
景気判断による企業の旺盛な採用意欲と少子化の影響から、学生の就職率は上昇している一方で、インターンシップや研修ツアーによる学生の囲い込み、就活生に対する企業側からのオワハラなど、就職活動を行う学生にとっては企業選択の難易度が高まっている。
今回のランキング結果と口コミを参考に、企業選びのヒント、実際に働く職場のイメージ作りに役立ててみていただきたい。
ランキング詳細については、以下URLを参照いただきたい。
http://www.vorkers.com/hatarakigai/vol_23
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