『お口の恋人』が14年連続首位に――日経BPコンサルティング「企業メッセージ2015」

2015年10月15日 16時00分更新


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・企業名想起率 は、14年連続で「お口の恋人」→「ロッテ」が首位

・企業名想起率2位は「コーヒーギフトは」→「AGF」

・なお、AGFは日本岐阜と対象2015年においてコーヒーギフト育成賞を受賞

 
 
 日経BPコンサルティングは14回目となる「企業メッセージ調査 2015」の結果をまとめ、発表した。国内の402の企業メッセージ(273社)を、認知度、理解度、接触度、好感度のほか16項目のイメージなど様々な角度から、一般消費者が評価したものとなっている。

 「企業名想起率」の全体平均は3.5%となり、企業名想起率が50%を超えたのは402メッセ―ジ中僅か5件であった。首位は14年連続「お口の恋人」(ロッテ)となり、昨年の前回調査に続き、全メッセージの中で唯一70%台をキープしている。

 「企業名想起率」では2位、「セット認知率」では3位に浮上した味の素ゼネラルフーヅ(AGF)の「コーヒーギフトはAGF」。同メッセージは、「メディア別接触率」(メッセージをどのメディアで接触したかを選択した比率)のテレビCM部門において首位となった。同社は今年創設された『日本ギフト大賞2015』において「コーヒーギフト育成賞」を受賞。47年という発信期間の長さに加え、サウンドロゴ、商品の利用機会・情景などをメッセージとCMの双方に取り入れ、消費者の記憶に残りやすい効果的な表現方法を積み重ねてきた結果といえる。

 ロッテとAGFを比較すると、AGFの「コーヒーギフトはAGF」、と言えばほぼ大多数の人があの「節」が思い浮かぶはずだ。TVCM効果と言える。一方ロッテは、コマーシャル内で「お口の恋人」と画像が出ることがあっても、それに特有の節はなく、CM内でもそのフレーズは言われないことがほとんどだ。アニメ番組などの協賛画面のナレーションで「お口の恋人」と呼ばれるのがロッテの馴染み深いパターンだろう。こうしてみると、まだ企業想起においてテレビの示すウエイトはウェブやスマホよりもはるかに大きいとも言える。

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