国連は2015年度版 幸福度報告書を発表、日本は46位に

2015年5月1日 11時20分更新


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・国連の指標で今年が3回目の実施となる

・1位スイス、2位アイスランド。日本は46位

・欧州が上位を占めており、西欧的価値観で多様な国家の事情を一方的に見ているランキングとも言える

 
 
 国連は23日、世界の幸福度についての2015年版調査報告書を発表した。1位はスイス、2位はアイスランド、3位以下はデンマーク、ノルウェー、カナダと続いた。日本は46位。

 幸福度を指標化した国連の幸福度報告書は各国の政策に反映させることを目的としたもので、2012年から続いている。今年で3回目。著名経済学者らが国民1人あたりの実質GDP(国民総生産)、健康寿命、人生選択の自由度、汚職レベルの低さ、寛容度を変数として幸福度を割り出す。

 6~10位は順にフィンランド、オランダ、スウェーデン、ニュージーランド、オーストラリアがランクイン。トップ10か国中、7か国を欧州の中小国が占めた。

 なお日本の幸福度が低い理由として、グラフから見ると「寛容度(黄緑色の項目)」「ディストピア(灰色の項目)」の伸びの悪さが要因となっている。この調査は欧州諸国がランク上位を占めており、西欧的価値観に基づいた指標で、多様な世界の価値観を一方的な目線で測定している、という疑念も見えるランキングだ。

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 調査対象となった158か国中、不安定な情勢が続くアフガニスタンは153位、戦火にあるシリアは156位となった。

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