購買意欲のジャンルは年齢に伴いどう変化するか? ライフスタイルに関する調査

2015年4月28日 11時05分更新


・ファッション、自己啓発にお金をかけたいと答える層は年齢が高くなるほど減少

・一方、食生活やレジャーにお金をかけたい層は年齢が高くなるほど増加

・買い物が楽しい、と答える層は年齢とともに減少していく

 
 
 総合マーケティング支援を行なうネオマーケティングは、2015年3月11日(水)~2015年3月13日(金)の3日間、全国の20歳~69歳の男女2,000人を対象に「ライフスタイル」をテーマにしたインターネットリサーチを実施した。

 今後の生活において最もお金をかけたいことを聞いたところ、20代では「食生活」が30.0%、「レジャー・余暇生活」が22.3%であり、これは年齢が高くなるほど増加している。一方で、 20代では「衣生活」が19.3%、「自己啓発・能力向上」が11.8%であったが、60代にかけて年齢が高くなるほど減少している。50代~60代になると、「食生活」や「レジャー・余暇生活」「住生活」への意欲が大半を占める。

 悩みや不安を感じていることを聞いたところ、20代、30代では「自分の健康について」は4割弱であるが、40代になると5割を超える。「老後の生活設計について」は、年齢が高くなるほど増加し、50代では55.8%とピークを迎える。

 これと関連して、お金についての考え方を聞いたところ、50代~60代は「利益が少なくてもリスクが少ない金融商品や金融機関を利用する方だ」が2割強であり、ローリスクローリターンの安全性を求める人が増えることが分かった。

 20代では「買物をすることが好き・楽しい」が45.0%であったが、年齢が高くなるほど減少し、60代では29.3%になる。
一方で、20代では「モノを買うときは見た目よりも使いやすさを重視する方だ」が10.5%であったが、年齢が高くなるほど増加し、60代では32.0%になる。また、「多少高くても質の良いものを買うようにしている」は年齢が高くなるほど増加し、60代では30.8%になる。

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